前半は予想以上に硬い内容だなぁという印象だったが、最後の2章などは色々なエピソードを交えた解説が程よく、面白く読めた。一般的に「怖い」という印象のある「テキヤさん」だが、しっかりした店舗を持たないことによるリスクへの対応として、積極的にそうしたパフォーマンスをせざるを得なかったという側面があったという著者の考えにはなるほどと感じた。但しこれも、そういう商売形態だからこそ、実際そういうリスクに対応できる集団しか手を出せなかったという見方ができるかもしれない。最後まで、テキヤさんに親しみを感じている著者が冷静な目で見たものや歴史的資料に基づいて記述するという精神に貫かれており、少なくとも、変な偏見のようなものを払拭するには絶好の本だと言えよう。(「テキヤはどこからやってくるのか?」 厚香苗、光文社新書)
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