著者の本は2冊目。前作同様、今の日本の若者たちを取り巻く、自由に生きろと言われながら無言の同調圧力や競争圧力に晒される日常、自分のスタイルにしがみつきそれを若者に押し付けるばかりの大人たち、根強い学歴コンプレックスなど、複雑な環境の中で答えを見つけ出せない状況、さらには金科玉条のように礼賛される「意識高い系」の本音と虚しさがこれでもかと描かれる。読んでいて、著者自身もそうした混沌とコンプレックスの渦中にいるような気がするし、作中でアンチテーゼのような役割の登場人物でさえそこから脱せずに苦しんでいるようで、何とも切ない気になってくる。昭和世代にとって「価値観が揺らいでいて大変だなぁ」と思う平成さえものどかに思えてくる令和の闇の深さが伝わってくる。(「令和元年の人生ゲーム」 麻布競馬場、文藝春秋)
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