本の帯に「哀しくないのに泣けてくる」とあるが、本当に心温まる本だ。自分らしく生きようとするだけで周りから疎まれたり、疎外感を味わされたりということが日常茶飯事なこの時代、全てのそうした真面目な人々に勇気を与えてくれる一冊だ。おませな主人公の語りも、少しピントがは外れていたり、核心をついていたりで、にやにやしたりドキドキさせられる。非常に勇気のある内容を含んでいるにも関わらず、毒を含んだ内容ではないし、本当に穏やかに心にしみる稀有な作品。時期的にどうなのかわからないし、もうすでに話題になっているのかもしれないが、必ず大いに注目される作家だと思う。自分としてはめったにないことだが、この主人公の語り、少したってからもう一度読み直してみたい気がするくらい、読んでいて楽しかった。(「また、同じ夢を見ていた」 住野よる、双葉社)
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