ふと思ったのだが、この「みをつくし料理帖」の良いところは、むやみに登場人物を増やさないことだ。シリーズものを飽きられないようにするには、新しい登場人物を登場させ、新しい事件や新しい展開を描いていくのが手っ取り早いはずだが、このシリーズでは、巻を進めても、そうしたま新しさで興味を惹きつけようというところがあまりない。大きな展開がないわけではないのだが、それはあくまでこれまでの慣れ親しんだ登場人物の過去だったり現在だったりで、それでいて飽きさせない、そのあたりが本当に良く出来ていると思う。話の内容は、いよいよ折り返し地点という感じで、そろそろ大団円を意識した展開になっていくのかなと予感させるが、このシリーズに限って言えば、あまり話の着地点を意識したり、話を急に展開させたりせず、もう少し静かで緩やかな展開を期待しても良いかなと思ってしまう。(「小夜しぐれ」 高田都、ハルキ文庫)
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