オーストラリアの水泳選手イアン・ソープのサイン。オーストラリア人としては史上最多となるオリンピック金メダル5個(シドニー3個、アテネ2個)を獲得した名選手である。アテネオリンピックの際は、豪州の予選の際にフライングによる失格で代表出場権を得られなかったにもかかわらず、代表選手が出場を辞退したために出場がかなったというようなことがあったと思う。代表選手の辞退が、本人の希望というよりは、脅迫的な世論におそれをなしての不本意な辞退だったということで、ずいぶん後味の悪い騒ぎだったと記憶している。また、彼には使用禁止薬物の使用騒ぎもあった。これを入手した時「有名な選手の割には簡単に手に入ったなぁ」という印象があったのだが、こうしたエピソードで悪いイメージがあり、それが影響しているのかもしれない。
TVドラマ「ウィッチブレード」でイアン・ノッテンガム役を演じたエリック・エテバリのサイン。非常に立派なサインなので入手してみたのだが、私自身は「ウィッチブレード」という作品を見たことがない。ウィキペディアで「ウィッチブレード」を調べてみると、TVドラマの実写版とアニメ版の2つがあるようだ。またTVドラマの方の登場人物をみると、イアン・ノッテンガムというキャラクターは2番目に記載されている。主役か準主役なのだろう。なお、TVドラマが放映されたのが2001年から2002年とある。1シーズンで終わったということはあまり出来映えが良くなかったのかもしれない。さらに現時点でDVDなどで見たことがないということは、これからも観るチャンスはないかもしれない。コレクターとしては後はこの俳優が他の作品で活躍してくれることを祈るしかないようだ。
TVドラマ「Xファイル」シリーズで時々顔をだす中年おたく3人組の1人、バイヤーを演じるブルース・ハーウッドのサイン。シリアスな内容の多い同シリーズのなかでコミカルな部分を演じる3人組だが、エピソードによっては重要な役割を果していた。西洋では、サーカスなどで、息の詰まるような緊迫したアクロバットの最中や合間にピエロがでてきて、ちゃかすような仕草をしたり、皮肉っぽいことを言ったりする。西洋ではピエロが非常に知的な職業とされているということを聞いたことがある。一方、シェークスピアの戯曲等でも、専制君主のそばに仕えていて、誰も言わない君主に失礼な本音を口にする「休廷道化師」と呼ばれる人物がでてくることがある。西洋にはこうした「笑いのなかに真実を盛り込む」ような伝統があると思われるが、Xファイルにおける3人組もITの知識などがずば抜けているという設定になっており、そうしたことと一脈通じている気がする。
大リーグの左腕投手ドントレル・ウィリスのサイン。彼のサインは既に一度紹介しているが、これは別のサインである。2003年のナショナル・リーグ新人王で、3年目には最多勝となる22勝をあげるなどの活躍をみせたが、最近では全くパッとしなくなってしまった。その際に極度の制球難に見舞われているそうで、今年などは精神的な疾患もあってほとんど当番できない状態になってしまっているらしい。2003年のルーキーイヤーのワールドシリーズでは、彼の所属するマーリンズがヤンキースを制して優勝したが、その際の活躍も見事だったらしい。復活できるかどうか微妙なところだが、なんとか頑張って欲しい気がする。
1950年代、60年代に活躍したアメリカの映画俳優ドリス・デイのカット・サイン。1968年に夫を交通事故で亡くしてからは活躍の舞台を映画からTVに変えたという。歌手としても活躍していたようで、アカデミー歌曲賞の受賞歴もある。ただ、映画時代の出演作のリストをみても、知っている映画・有名な映画は1本もない。それなのにどういう訳か彼女の名前は良く聞いたことがあるように思える。
2008年2月頃にバドミントン全日本代表選手のサインを何枚か紹介したが、それから日本バドミントン界では大きな事件があった。客観的にはさほど大きな事件でhないのかもしれないが、マスコミ的にはニュース性のある大きな事件だった。それは、人気NO.1の「オグシオ・コンビ」の解散と、池田・潮田のミックスダブルス結成という事件だ。ということで、ここでは、新しい人気ペア・池田選手と潮田選手のサインを並べて紹介しておきたい。
テニスとかフィギアスケート等のミックスダブルスでは、女性の力量がそのペア全体の力量を決定づけると言われる。身体能力の高い男性とのやりとりのなかで、女性がどの程度それに対峙できるかが重要だからだろう。バドミントンについても同じようなことが言えるような気がするが、確かなことは判らない。バトミントン部だった私自身、中学も高校も男子校だったのでミックス・ダブルスでの本格的な試合の経験がない。社会人になって少しだけ続けた時も、ミックスダブルスは余興のようなもので、誰も本気ではプレーしていなかったように思う。それだけにこの新しい実力者同士のペアが世界でどのような活躍ができるかは、全くの未知数のように思う。それだけに大いに期待したいと思ったりする。
テニスとかフィギアスケート等のミックスダブルスでは、女性の力量がそのペア全体の力量を決定づけると言われる。身体能力の高い男性とのやりとりのなかで、女性がどの程度それに対峙できるかが重要だからだろう。バドミントンについても同じようなことが言えるような気がするが、確かなことは判らない。バトミントン部だった私自身、中学も高校も男子校だったのでミックス・ダブルスでの本格的な試合の経験がない。社会人になって少しだけ続けた時も、ミックスダブルスは余興のようなもので、誰も本気ではプレーしていなかったように思う。それだけにこの新しい実力者同士のペアが世界でどのような活躍ができるかは、全くの未知数のように思う。それだけに大いに期待したいと思ったりする。
人気TVドラマ「LOST」でサム役を演じているキム・ユンジンのサインである。韓国映画「シュリ」の主役を演じた人気女優である。日韓共催のワールドカップ大会では、日韓交流の日本側大使藤原紀香に対して、韓国側の親善大使に選ばれている。LOST・シーズン4では、無人島を脱出した6人(オセアニック・シックス)の1人となり、今後ますます重要な役割を果たしていくような雰囲気であった。
1960年代に女子フィギア・スケートで一世を風靡したペギー・フレミングのサイン。全米選手権5連覇、背秋選手権3連覇、グルノーブル・オリンピックでの金メダルと輝かしい成績を残した選手だ。現在は、TV解説者として人気を博しているそうだ。アメリカではフィギアスケートは非常に人気のあるスポーツで、何度か現地で観戦したことがあるが、大会やショーはいつも大きな会場が満員だった。そして観客には年配者が多いというあきらかな特徴があった。私が感じた90年代の人気はかつてのフレミング選手のようなスター選手が築いたもののようにも思われる。
映画「STARTREK」でケンパー軍曹という役で出演していたネーサン・アンダーソンのサイン。スタートレックには「ボイジャー」「エンタープライズ」の2作品に出演している。出演作品をみると「JAG」「Without a Trace」「バフィー」「ボーン」「NavyNCIS」など、TVドラマ中心に結構数多くでていることが判る。変わったところでは、米国リメイク版「ゴジラ」にパイロット役ででている。
アメリカの元プロ・バスケット・プレーヤー、カリム・アブドゥラ・ジャバーのサイン。サインが傷つかないように製造段階でカバーに入っっている1枚である(貼り付けた写真が鮮明でないのはそのため)。そのカバーから取り出すことができないようになっており、同時に偽造防止の役割を果たしている。NBAには詳しくないが、通算得点はNBAの歴代1位ということで、マイケル・ジョーダンやラリ・バードなどと肩を並べる名プレーヤーだったという。
女優パーカー・ポージーが映画「スーパーマン・リターンズ」でキティ・コワルスキー役を演じた際に使用した衣装をあしらったコレクティブルである。衣装の色彩が鮮やかで、使われている写真と一致しているのが華やかで良い。この映画出演後、彼女の人気も徐々に高まっているようだ。こうしたコレクティブルを持っている者としては少しうれしい気がする。ところで「コワルスキー」といえば、「殺人鬼」のニックネームで名をはせたプロレス界の往年の名選手「キラー・コワルスキー」を思い出す。ローマ字で書くとほぼ1文字違いだ。映画の制作者か原作者がそれを意識したのかどうかは判らないが、小学生の時にプロレスが大好きだった世代としては、どうしてもそれが頭によぎる。キラーのあの恐ろしい顔と映画の役柄のギャップが面白い。
映画「スーパーマン・リターンズ(2006年)」でヒロインのロイス・レイン役を演じたケイト・ボスワースのサイン。出演作品数はさほど多くないが、amari
TVドラマなどには出演せず、慎重に出演作品を選んでいるという印象を受ける。2003年にヤング・ハリウッド・アワードを受賞、メジャーな賞の受賞はまだ無いが、作品ごとに着実にスター性を高めている。サインはかなり投げやりな感じだが、ひどいと言うほどではなく、彼女の特徴と言えば言えなくもないだろう。
TVドラマなどには出演せず、慎重に出演作品を選んでいるという印象を受ける。2003年にヤング・ハリウッド・アワードを受賞、メジャーな賞の受賞はまだ無いが、作品ごとに着実にスター性を高めている。サインはかなり投げやりな感じだが、ひどいと言うほどではなく、彼女の特徴と言えば言えなくもないだろう。
こちらも往年の名テニス・プレーヤー、ビヨルン・ボルグのサインである。ボルグのサインについては、1つ思い出がある。かつて私がよく利用していたカナダの業者の在庫リストに「ボルグのサイン」を発見したことがあった。長年つきあっていた信用できる業者だったので、偽物ではないだろうが、注文するのを迷っていたら、すぐに売却済みになってしまい、残念に思ったことがあった。当時はテニスプレーヤーのカード自体が一般的な流通ルートにのる形で製造販売されていなかった時代で、そうしたものを私自身全く見たことが無かった時代である。その後数年してこのシリーズのサインが(メジャーではないが)しっかりした流通を伴う形で製造販売され、そのなかにボルグのサインがラインナップされていることを知り入手した。それがこの1枚である。
往年の名テニス・プレーヤー、アンドレ・アガシのサインである。テニス選手のサインカードはあまり人気がないのか、通常の流通ルートで販売されているのは1社のものしかみたことがない。1社しかないというのは功罪の両方がある。功罪の功の方では比較的「集めやすい」という点が指摘できる。シリーズの数は限られているし、どのようなものがどのくらいあるのかの把握も容易だ。ただし1社だけということは、デザインやシリーズのコンセプトなどに関して、集める側として文句を言えないという悩みがある。ある選手のコレクティブルが欲しいと思ったときに選択肢が少ないのは、迷いがないという意味では気が楽ではあるのだが、どうも自分で構築したコレクションという気がしない。コレクションに「自分だけの」というオリジナリティを発揮できない。要するにテニスのコレクティブルを集めている人のコレクションは、誰のものもあまり内容に違いがないだろういうことだ。また、その製造している1社があまりメジャーな製造業者でないというのもつらい。メジャーな製造業者でないために、テニス選手に関してはルーキー・カードという概念が確立されていないように思われるからだ。これが集めるコレクティブルの幅を狭めている面もあるように思われる。そうしたなかで、私としては、往年の名選手、最近の若手注目選手をこつこつと集めている。これはそうしたなかの1枚である。
ロジャー・マリスの持つ年間最多本塁打記録を破ったマーク・マクガイアのサイン。以前イチローと一緒に紹介したことがあったが、イチローのサインを紹介したので、こちらも紹介しておく。イチローのサインと同じあまり派手な色を使っていない地味なデザインだが、サインがよく引き立てられていてなかなか気持ちの良い1枚である。難をいえばマクガイア自身の写真が少し小さくてバランスが悪いことだ。上半身だけでも良いのでもう少し大きな写真を使ってほしかった。