起立性に血圧が下がった時の反応としての脈拍の上昇がみられなければ、それは原因が体液量の減少ではなく神経原性であることを示唆する。
ベータ遮断薬が投与されている場合は、体液量の減少があっても起立性の脈拍増加がないことがある。
脈拍が増加することには特に何も意味しない。
神経学的病変によっては、起立性変化に対しての脈拍の増加は正常だが、正常の起立性の血圧反応が障害されるタイプもある。
糖尿病、Wernicke脳症、心移植患者では、迷走神経の作用が低下しており、脈拍は常に速い。
自力で立てない患者に対しては、座位にして血圧を測定し、臥位での値と比べてもよい。
可能なら足を下に垂らして、下肢に血液が貯留するようにするとよい。
血圧測定ではすばやく手技を行うとよい。
なぜなら、血圧計のカフを膨らませることによって起こる痛みが、血圧を上昇させる刺激になりうるからである。
写真:沖縄本島北部、金武町周辺の風景です。
これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。
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