燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

赤い旗(レッドフラッグ)症状とは

2020-06-18 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。
 
 
 
徳:症状を分析することで、見逃してはならない疾患の警告症状を拾い上げることができます。
 
警告症状は別名、赤い旗(レッドフラッグ)症状ともいいます。
 
 
春:いかにもって感じの名前ですね~。
 
 
安:赤=警告(信号では止まれ)、ですね。
 
 
徳:正に危険の赤、ですね。
 
レッドフラッグを見つけるためには、OQTに注目するとよいでしょう。
 
 
春:でも先生、こういうのってどう評価すればいいんですか?
 
 
徳:すばらしい質問ですねぇ~! 
 
「程度がひどい」とは、痛みの0~10段階のうち7以上くらいの痛みです。
 
「持続性」とは、その間じゅう痛みはゼロにはならないということですので、「痛みはその間に一度もゼロになることはなかったですか?」というように詳しく聞き出す必要があります。
 
 
 
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