みなさん、こんにちは。
気管支呼吸音は呼気が大きく聴かれる。
肺胞呼吸音は吸気が大きく聴かれる。
末梢肺野で、気管呼吸音のパターンで呼吸音が聴かれるときには、巨大ブラや気管支拡張症などを示唆する。
呼吸副雑音のうち、笛様音(wheezes)はCOPDや喘息などの閉塞性呼吸器疾患などで聴かれるが、上気道付近で聴かれるときには、上気道狭窄病変(腫瘍や炎症など)を示唆する。
いびき様音(rhonchi)は蓄痰を示唆しており、とくに触診で触れる場合(rattling)には、重症の蓄痰を示唆する。
断続性呼吸副雑音(クラックル)は聴かれるフェーズによって分類すると、病変部位を推定することができる。
吸気早期クラックルでは太い気管支の病変(慢性気管支炎)、吸気早期~中期クラックルでは中等度のサイズの気管支の病変(気管支拡張症)、吸気終末クラックルでは間質の病変(間質性肺障害、非定型肺炎)を示唆する。
写真:南城市知念岬からの眺望
群星沖縄臨床研修センターのホームページです。沖縄の基幹型8研修病院での研修医教育に貢献しています。
マンガ「群星沖縄臨床研修センターとは?」が出ました。これで群星沖縄のすべてがわかる。毎月更新されますので、是非ご覧下さい。
一般向け健康情報ブログ「総合診療医からの健康アドバイス」。こちらもご覧下さい。
徳田安春・公式ツイッター
https://mobile.twitter.com/yasuharutokuda
健康や医学についてのファクトと徳田安春の個人的意見をお伝えします。
好評のメルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」の最新内容を厳選編集した本の最新版「知っておくと役に立つ最新医学2019」が出ました。一般の方々の役に立つ最新医学知識を満載。グローバル・スケールでの先端医学のホットな話題もわかりやすく解説。特徴はテレビや新聞より早いグローバルな情報、科学的に正確なエビデンスに基づく情報です。
健康と平和について発信する英語版ブログをスタートしました。「Wellness and Peace and Okinawa」 長寿研究で有名なDavid Itokazu先生との共同作業ブログです。
徳田安春、荘子万能の「徳田闘魂道場へようこそ」こちらポッドキャストにて配信中、是非お聴き下さい。
科学的根拠に基づく最新医学情報とグローバル・スケールでの先端医学のホットな話題を提供し、わかりやすく解説します。メルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」。☆まぐまぐ大賞2020のジャンル別賞の健康部門2位を受賞しました。
「こんなとき フィジカル1と2」立ち読みできます。是非どうぞ。