みなさん、こんにちは。
Korotkoffがコロトコフ音を発見し拡張期血圧が普及した。
この人物について伝える価値がある医学史のストーリーがある。
Korotkoffは旧ロシア軍の外科医であった。
彼は、手術用のイヌを使って、外傷後の動静脈瘻の実験研究をしていた。
彼の指導医は、切開する前 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
髪がボサボサで風呂に入っていない患者は、経済的に困窮しているかもしれない。
自分自身を大切にする気持ちや他人に対する敬意を失っているかもしれない。
あるいは介護者によるネグレクトがあることを示しているかもしれない。
ピアス、刺青、髪形、服の着方など、その人特有の文化や嗜好などを示すも . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
介護施設に入所中の寝たきり患者において多い。
疑う所見は以下である。
衣服がだぶだぶになっていないか
入れ歯が合わなくなっていないか
口の痛みがないか
歯が . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
患者が歩いたり動いている様子を、特に患者に気づかれないようにして観察することが必要なケースもある。
なかには鎮痛薬をもらおうとして、痛いふりをしているものがいる。
そんな患者を多く診察する医師には、駐車場にいる患者を観察できるような窓をこしらえている医師もいる。
脊椎菅狭窄でひどい腰痛があるという女性が . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
ヒト免疫不全ウイルス感染患者で、特にHAARTを受けている患者では、中心性リポジストロフィー、末梢性リポジストロフィー、高脂血症、脂肪腫、インスリン抵抗性などの症候群を発症することがある。
腕、大腿、臀部の皮下組織を喪失して表在静脈が目立つようになり、消耗した外観になる。
後頸部の脂肪組織が大きくなる「野牛様脂肪沈着」や . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
身長と体重の関係に関して最も広く使われている式はBMI(Body mass index)。
BMI=体重(kg)/身長(m)^2
BMIが20〜25kg/m2の間が適正な体重と考えられている。
BMI30以上が肥満と定義されている。
世界的にはだ。
正常値は年齢と性別によって変化する . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
体重の解釈では体格は重要である。
まずは体重の変化の証拠がないかを探すべきだ。
新しいベルトの孔の位置や孔の位置の変化は、体重減少あるいはその逆に腹水で腹囲の増加したことを示す。
これをベルトサインという。
ベルトの最も擦り切れたバックルの溝が、患者の普段の穴の位置を示す。
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みなさん、こんにちは。
人の両手を広げた指から指の距離は、身長(頭頂から踵まで)におよそ等しい。
恥骨結合から床までの長さも恥骨結合から頭頂までの長さ(つまり、身長の半分)にほぼ等しい。
正確には、恥骨結合から頭頂までの長さ/恥骨結合から床までの長さの比の正常値は、白人では0.92、黒人では0.85(SD=0.03)。
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みなさん、こんにちは。
フランスの神経学者Charcot先生の方法を紹介する。
自身の診察室を長い廊下の突き当たりに置いてドアを開けたままにしていた。
さらに、患者が廊下を歩いてくる様子が見えるような場所に自分の机を置いていた。
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みなさん、こんにちは。
片側臥呼吸trepopneaは「ねじれた呼吸twisted breathing」)という意味である。
一般に、片側の肺疾患では、健側肺を下にした方が肺のガス交換は最大になる。
うっ血性心不全の多くの患者において観察される。
これらの患者では右側臥呼吸(右側を下にした呼吸)を呈することが多い。
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