働くことはゼニ稼ぎ？

NHKの団塊スタイル毎週見ているが先週は高齢者が働くと若者の就職先がなくなるといった論議がされていた。
異論がある。
この種の論議では前提条件が曖昧になってる事が多い。
「働く」という言葉の意味だ。広辞苑によると
①うごく
②精神が活動する
③精出して仕事をする
④他人のために奔走する
⑤効果をあらわす。作用する
等々とある
③の精出して仕事をするの意味で使われているんだろうが、報償が伴うとは書いてない。
本来働くの意味に対価はついてこない。

定年後会社に残って働き続けることは可能だったが、それをしなかった。
その時のアタマにあったのは仕事内容はほとんど変わらずに給料だけが大幅？にカットされることに納得できなかったからだった。それなら自分で事業を起こしてやれと思ったのだが、もっとも親会社が倒産して目論見ははずれた。

その間に考えたことは働くことは必ずしも収益を求めないという考えだった。
ボランティアしかりハウスキーパーしかり無償の労働が一杯あるではないか。

そういうと食えないではないか食っていけないから働くのだという声が出る。
その逆に働けないから生活保護をもらってるんだという。