約半世紀前に工事現場で地中の種が自然発芽、開花した蓮の花。古代時代の原始的な形態を持つといことで、そう呼ぶことにしたらしい。朝8時過ぎの古代蓮の里公園はすでに大賑わい。こちらは自宅から車で20分程度だから楽だが、東京や千葉ナンバーの人たちは相当な早出だったに違いない。それというのも時間帯的には8時~9時ころが鑑賞に最適、陽が上がると花が閉じてしまうとのこと。入口の「世界の蓮園」は白、黄色が多く、花びらも様々。その先の三つの蓮池には、「行田蓮」と名付けたピンク系の古代蓮が広がる。一番のお目当ては奥に控える「甲斐姫」。行田蓮とアメリカ黄蓮から生まれた薄いピンクと黄色の花はいつもどおり、気品ある佇まい。闖入した一匹の無礼者が蜜を吸う。立て札が読めぬから仕方が無いか。
古代蓮の里、花散策 2022.7
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