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街道歩きは暑かったが地元を再発見

2016年09月06日 | 雑記

先週、谷川岳登山の翌日は足が重たかったが「中山道を歩く」に初参加。現役時代のOB会が主催している行事のひとつで日本橋から歩き始めたシリーズの4回目。今回は上尾宿から鴻巣宿までの地元を通る。集合の上尾駅には30人ほど、事前に資料を送ってもらっており簡単な挨拶、説明のあと早速歩き始める。川越藩士たちも遊びに訪れたという上尾宿は、安政時代の大火でその面影は庚申塔や屋敷など街中に少し残すのみ。次の桶川宿では、全員女性のガイドボランティアさんの案内で唯一残った旅籠の武村旅館、紅花で興隆を極めた島村家三階建土蔵、蔵造りの商家、本陣など見て回る。見どころも多いが快活な説明も良かった。手打ちうどんの昼食後、暑い陽射しを受けながら北本をひたすら歩く。途中、多聞寺での地元在住OBの方の冷やした飲物・茶菓子の歓待には大いに助かった。そして鴻巣宿は最初に高崎線を渡って畑の中にある原馬室一里塚。ひなの里での休憩の後に大河ドラマ『真田丸』の小松姫の墓がある勝願寺、家康が鷹狩りに来たという鴻巣御殿跡など歩いて鴻巣駅に。約7時間で歩数計は3万歩を超え、疲れたが地元ながら初めての場所も多く、大変勉強になった。また、イヤホンガイドからの参勤交代や往時の街並みなど、メモ無しでの先達氏の説明には感心、感謝。盛況で第2回目が今週も設定されて35名が同じコースを歩くとか。予報は曇り時々雨だが、少しでも暑さが和らぐ日であってほしい。

 

三階建ての蔵 

蔵造りの商家 

旧中山道の道筋が分かる貴重な資料、と書かれている 


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