スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(香港も忘れがち)

2020-12-06 12:48:03 | 日記
12月6日(日)
 周庭さんや藜智英さんが収監されたが、一年前のような衝撃的な気持が起きない。報道もごくあっさりしたものだ。中国は天安門事件の時のような、短期的な派手なことはしなかったが、人心の風化を狙って長期的に、確実に香港を共産主義体制下に置いたという事だろう。王毅外相が日本のメディアはもっと中国の本当の姿を報道をしろと注文を付けた。本当の姿とは宣伝文を書けという事だが、「報道の自由の侵害」だと騒ぐ様子も、見られない。まあ元々日本のマスゴミは中国様には逆わないのだが、一年前の凄まじいデモ弾圧の最中にこんな発言が出たら、流石に朝日新聞といえども中国に抗議する論調が紙面に踊ったであろう。
 醜悪な現実に対して異議を唱え続けることは、その場から遠く離れた所に住む人には、難しいのだ。醜悪であっても現実は現実で、その場に住む人は合わせてゆかざるを得ない。やがてその現実はそれなりに受け入れられて、何時までも異議を唱え続ける人は置き去られる。それも又やむを得ない話なのだろう。
 アメリカのマスゴミは中国に媚びている。それをトランプが打ち壊しかけていたが、逆に自分が葬られようとしている。またマスゴミ支配が強まるかと思うと実に憂鬱な気分だ。眠りの最中に「忘れてはいかん、これだ」と思う時があるが、すぐ思い出せなくなってしまう。
 トヨタ労連が連合の立民一辺倒の姿勢から抜けるとの話だ。これが波及すれば、連合に残るのは自治労などの、官公庁組合だけになる。実に明るい話だ。連合が弱まれば馬鹿野党も弱まり、布いてはマスゴミも弱まるだろう。それを期待する。

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