スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(反動マスゴミとは君側の奸)

2021-02-07 13:01:39 | 日記
2月7日(日)
 長い間どうして反動マスゴミはあんなに日本を貶める報道に熱中するのか不思議だった。在日が紛れ込んでいるとか反日教育のせいだとかいわゆる進歩的文化人の生き残りがまだ居るからだとか、いろいろ理由を挙げてみたが今一つ釈然としなかった。だが最近こういう事なのかなあと思うようになった。
 どんな組織でもそうだが自分の存在を世の中で重要なものにしたいとの、根本的な欲求を持っている。反動マスゴミも自分の存在は重要だと主張したいがために、あんな馬鹿な報道をしているのだと考えれば、すべて納得がゆく思いである。反動マスゴミは政治とか社会とかの有様を、国民に伝えるという分野で仕事をしている。通常普通の国民は自分の生活圏内では、政治社会の幅広い情報に触れることはできない。反動マスゴミを通してそれらについて知るしかないのである。そこで反動マスゴミが自分の存在を重要だとアピールするには、どんな手段があるか。政治社会の実情を正確にトレースして国民に伝えるのも一方法だが、それは例えば水や空気のような重要さと受け取られて、政府や知識人や国民に与えるインパクトに欠けたものである。水や空気は欠乏して初めて人々に己の重要さを認識せしめる。
 反動マスゴミは政治社会の情報を国民に伝えているという点を悪用して、伝え方次第で、国民を操作できるぞと示して、政治社会に対して己の重要さを認識させているのだ。俺の伝え方ひとつで国民を反政府に持ってゆけるぞ、俺の伝え方に文句を言う奴らは反社会的存在であると国民を扇動して、世の中から葬り去ることが出来るのだぞと脅して、自分の重要さをアピールするのだ。
 つまり世上に上る(実態は勿論知らない)柳沢吉保みたいな、君側の奸になることで、組織としての重量感を得て満足しているのである。政治社会を正確にトレースしていたのでは、権力者(国民)をバックにした威圧が出来ないではないか。だから反動マスゴミはどうしても嘘を書くことになるのである。嘘を書くなら在日や進歩的文化人には格好の作業である。
 これは政治社会と国民の間に、伝達者という取次役が入ることによって、どうしても生じる構造的悪弊である。理想はネットが発達して伝達者が不要になることであるが、私には見通せない。せいぜいネットを活用して、君側の奸に反省を迫ることくらいしか、情けないが思いつかない。

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