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山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

4月からの消費税増税中止を訴え

2013-09-15 10:36:52 | 政治

 洋野町では、5のつく日(5日、15日、25日)に大野と種市の2か所で「市」が立つ。魚屋さん、八百屋さんなどの出店が来て、特に高齢者が買い物をする機会になっている。

 日本共産党洋野町委員会は久慈裕子町議を先頭に、可能な限りこの市日での宣伝を行ってきた。今日15日は、9月議会での一般質問の報告とあわせて、安倍首相が増税実施を判断しようとしている消費税の4月からの増税について、「庶民の暮らしが良くなっていない時に消費税を上げたらさらに景気が悪くなり、経済も財政も立ち行かなくなる」と批判し、増税中止を訴えました。


『綱領教室』2=志位和夫著

2013-09-15 08:28:53 | 読書

 日本共産党委員長・志位和夫氏の『綱領教室』2を読み終えた。綱領教室は昨年1年余りにわたりインターネット通信で全国に流された講義で、実に24時間にもわたるものだ。

 第2巻は、現在の日本社会の特質の内、大企業・財界の支配の問題から始まり、世界情勢論で終わる。

 私は1969年の入党で、第10回党大会決定の学習から始まった。また学生の党員を対象とする党学校もしばしば行われ、旧綱領の学習も何度もとりくんだ。学年が進み、私自身も講師活動に取り組み、「2段階革命論」など話したものだったが、今回の綱領改定で「2段階革命論」はすっきりと削り取って、民主主義革命はそれ自体のものとして推進されること。そして社会主義への道は、その段階での国民的な合意のもとでしか進まないことなどが明らかにされた。当時の党、そして共産党に参加した私などの頭には、ソ連という社会が世の中を変える軸になるのではないかという認識があったのは事実で、後にソ連共産党が崩壊した時に、日本共産党が「巨悪の崩壊」として歓迎の声明を出した時には、まだまだ複雑な心境であった。この講義の中で、志位氏がその当時の心境とそして、それがどういう結果をもたらしたかのべているが、社会主義の未来、日本共産党のめざす運動の前途にとって大きな意味があったのだとつくずく思わざるを得ない。

 引く続き第3巻を読んで、可能な限り関係資料をあたって学習会に備えなければと思っている。


刈り取り間近の田んぼ

2013-09-13 08:18:54 | 農作業

 日に日に秋の深まりを感じる今日この頃である。わが家の田んぼも黄金色に変わり、間もなく稲刈りとなる。8月の最終日に水を落としたので、かなり田んぼが固まってきている。以前はこの加減が良くわからないので、稲刈りの2週間くらい前に水を落としたりしてコンバインのオペレーターに苦労をさせたが、今年はおそらく「ばっちり」だろうと思っている。さて稲刈りだが、私は9月21日~23日のどこかを考えていたが、コンバインのオペレーターをやっている農業青年は、9月28日、29日あたりでないかという。29日には太極拳の行事があって、妻と義妹の都合が悪いので28日も29日もダメ。かといって30日というわけにもいかない。さてどうしたものか?17日には、稲作指導会があるらしいので、話を聞いたうえで決めようかと思う。

 いずれにしろ、日程が決まったら田んぼの4隅をコンバインの旋回スペースだけ手刈りをしないとならず、さらに10㌃分は「もち」なのでコンバインでは処理できないから、手刈りとバインダーでの作業をし、「はせ」に架けて天日干しする。1ヵ月乾燥させて脱穀は11月のはじめの予定だ。

 昨年まではうるち米は、自家消費と縁故米で消費するだけだったので貯蔵スペースの半分が残り、収穫前に「古米」で安く売っていたが、今年は月90㌔の供給契約を町内の特別養護老人ホームと結んだので、次の収穫までにほとんどなくなってしまうと予想させる。それで来年は、もち米を植えた10㌃分にもうるち米を植え、さらに20㌃分を復田して栽培量を増やそうと思っている。以前は“減反”とやかましかったが、役場農林課も“おおいにやってください”と言っていた。そういうわけで、色々と忙しい秋である。


『春の城』=阿川弘之著

2013-09-13 08:18:54 | 読書

 阿川弘之の『春の城』を読んだ(新潮文庫版)。つい先日阿川弘之の『暗い波濤』を読んで、著者の処女作で読売文学賞をとっ『春の城』があるのを知り、古本屋に並んでいるのを見つけ購入しておいた。

 『春の城』は自ら戦争体験を踏まえた処女作で、学徒出陣、基地での激務と空襲、マリアナ沖大海戦、そして恋人を奪った広島の原爆の惨状などを書いている。第二次大戦のさなか、一人の青年の友情と恋愛、師弟愛と肉親愛を入念な筆で情趣豊かに書いた作品。

 阿川弘之は戦争に題材をとった作品を沢山書いているが、その多くが戦争の悲惨さを訴えているものだと思う。憲法9条の改悪をねらう安倍政権のもとで、あの戦争の実態を知り憲法9条があったからこそ、日本がこの間戦争に巻き込まれず、一人の戦死者も出さなかったことを踏まえ、憲法改悪反対の声をさらに大きくしていかなければならないと思う。


ヤマボウシに実が

2013-09-12 20:14:14 | 自然

 昨日、農作業の汗を大谷温泉で流し、外へ出てみると駐車場に植えられたヤマボウシに実がついていた。ヤマボウシは春に白い花をつける。ハナミズキの仲間だと聞いた。それがこの時期、びっしりと実をつけている。確かヤマボウシのみは熟すれば食用になると聞いたが、まだ試してみたことがない。