![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/d4/307a4ed26c07a1f018825f7dd00dc8cd.jpg)
昨日、「カッケ」に関する記事を上げたが、なぜか消えてしまった。岩手県北部は昔は米のほとんどとれない地域で、小麦やソバといった「粉もん」の世界であった。ソバでも麦でも「カッケ」と「ハット」が双璧をなす。カッケやハットが発明される前は、「ソバがき」といった食べ方が主流であったのではないだろうか。ソバ粉や麦粉をこねて伸ばし、細く切ったものが「ハット」であり、三角形に切ったのが「カッケ」である。写真にあげた「カッケ」はかなり薄いつくりで、わが家の自家製の「カッケ」とはかなり違う。向かいの大商店のおっきいおばあさんが持ってきてくれたので、おそらく二戸あたりのつくり方ではなかろうかと思う。メモには「ニンニク味噌」か「鳥汁」で食べてくださいとあった。わが家は翌日匂うことを心配して、いつもは「ネギ味噌」だったが、昨日は「ニンニク味噌」で食した。生のニンニクを入れるので、夜中にのどがかわいて目が覚めてしまった。
少し厚めに伸ばし、三角に切って大根、豆腐といっしょに湯がいて、ネギ味噌もしくはニンニク味噌に着けていただく「カッケ」(私はソバカッケが好き)は、なかなか味わい深いものである。ぜひ、一度お試しになってください。
少し厚めに伸ばし、三角に切って大根、豆腐といっしょに湯がいて、ネギ味噌もしくはニンニク味噌に着けていただく「カッケ」(私はソバカッケが好き)は、なかなか味わい深いものである。ぜひ、一度お試しになってください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます