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いよいよ大晦日。岩手県北部から青森にかけては、新年のお節より年越しの料理に比重がかかる。わが家でも1週間近く前から仕込みに入り、最終的に今日の料理になる。真ん中には刺身(マグロ赤み、大トロ、ホタテ、甘海老、ミズダコ)が座り、手前にあるのがナメタの煮物。左側がカズノコ、右側にイクラの醤油漬け、その向こうにナマス、これに茶碗蒸しとソバがつく。今回は子どもたちの帰省もなく、いつもの4人なので質素なほうだが、年間を通してこれだけ豪華なのはないと思う。明日はクルミ雑煮とお節だけ、意外と質素なのである。またこの地域の特徴なのか、新年に家族がそろって「あけましておめでとうございます」というあいさつもない。何となく新年の一日目が始まるという感じで、他所からやってきた私などは戸惑うしかなかった。
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