『こつなぎ物語』第二部を読んだ。小繋をめぐる事件は戦後になって、第二次訴訟が行われる。第二次訴訟では入会権の存在を確認することが目的だが、この訴訟の代表になった者の裏切りで、若干の山林と金と引き換えに、入会権をうやむやにしたまま、企業側が山林の所有者であることを認める調停となる。しかし山に入らなければ生きていけない小繋の人々は山に入り木を切る。そして裏切った男の借金のかたと称して、別の業者が山を丸坊主にしてしまう。一方、小繋事件はようやく世に知られるようになり、小繋の代表が世界母親大会に出席する事態になる。このあたりのことから、私の知識の及ぶ範囲に入ってくる。
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