社長の日記

岐阜市で家づくりをしている、株式会社ヤマカ木材社長の日常やメッセージをお届けします。

ヤマカの家の良さを伝える

2016-06-20 21:35:58 | 自然素材について
今日は少し杉山と話し込んでいました。

会社の上手くいっていない部分をフラッシュアップ
していたのですが、お客様にヤマカの建物の良さを伝え切れて
いないと思います。

最近、住宅営業の成功パターンというのは決まっています。

土地や資金計画をメインに家づくりを提案していく方法です。

しかしここに意識が行き過ぎて肝心の建物の良さをお客様に
しっかりと伝え切れていない部分があると思います。

ヤマカの家の良さは何と言っても無垢材や漆喰などを使用した
自然素材の家がお値打ちに建てられる事です。

しかし資金や土地の話ばかりでヤマカの家の良さを伝えるのが
疎かになっていると感じました。

もちろん資金も土地も大事ですが、僕達は住宅会社です。

もっともっとヤマカの家の良さを伝えていかなければいけませんね。

それにはやはりモデルハウスを見て頂く事が大切です。

是非弊社のモデルハウスで無垢材や漆喰の良さを体感してくださいね!


働く時間と報酬

2016-06-19 18:12:56 | ライフスタイル
学生さんと話しているとよく残業があるかどうかを聞かれます。

これは職種によって難しいのですが、例えば製造業などの工場の
ラインで今月は生産が多く、残業が多いといった事があります。

しかし僕達の様なサービス業であったり現場管理にいおいては
忙しい=残業という訳ではありません。

お客様に合わせようとすると夜遅くなったり休日に出ていく事が
出てきたりしてしまいます。

もちろん会社として対策をしていかなければいけないのですが
サービスが低下してしまうし悩ましいですね。

労働の対価(給料)=時間の拘束力といった考えもあります。

しかし僕は労働の対価は時間ではなくやはり成果だと考えています。

極論言えば、就業時間を守らなくても成果を出してくれる人と
毎日残業、休日も出勤してばかりで成果は出さない人であれば
会社的には当然前者の方が評価できる訳です。

就業時間の中で最大限の成果を出す人が優秀な人なのです。

僕も社長に就任する前や就任してからも暫くは苦しかったので
給料は低く抑えていました。

もちろん社長には労働基準法が適用されないのでいくら働いても
自由ですが、働いている時間は今よりもずっと多かったです。

だけどそれは会社として成果を出していない以上は仕方が無かったし
その経験があるからこそ今があると思っています。

だから時間=報酬の考え方には違和感を感じます。

短い時間で最大限の成果を出せる人になって欲しいですね。

次のヒーロー

2016-06-18 17:01:20 | 人として
以前、サッカーの中田英選手が引退した時に多くのサポーターが
これで日本のサッカーは弱くなると悲観しました。

それぐらい彼は日本サッカー界ではスーパースターだったのです。

しかし誰だか忘れましたがある外国人のコメンテーターが

悲観しなくて良い。中田選手に代わるヒーローがまたサッカー界に
現れるから

と言っていたのを覚えています。

事実その後、本田選手など新しいヒーローが出てきました。

僕達の会社でも3店舗ありますが、次に新店舗を出す時は当然
トップセールスを配置しなくてはいけません。

しかしそのトップセールスがいる店舗の店長としては数字的には
痛い訳です。

しかし必ず次の世代から新たなヒーローが現れます。

僕は優秀な店長とは、自分の部下を新たな店舗や事業に引き抜かれる
ものだと定義しています。

優秀だからこそ新たなチャレンジを任されます。

その店長が優秀だから優秀な人材が育った訳で、引き抜かれる若手が多い
店の店長程優秀な店長です。

次から次へと新しいヒーローの出現を楽しみにしたいと思います。

解決策を出せる人

2016-06-17 19:12:25 | 人として
明日からリクシルショールームと岐阜北店にてマイホーム探し祭り

開催しております。

今の低金利は本当にマイホーム計画にはとってもチャンスですね。

是非、皆様お越し下さい。

さて今日はジンザイの話です。

ジンザイは4つに分かれると言います。

人材

人財

人在

人罪

仕事のスキルや経験とモチベーションの軸でこの4つに分類します。

新入社員はまだスキルはありませんが、モチベーションは
高いので人材ですね。

まあ人在(スキルもなくモチベーションも低い)は話になりませんが
実はやっかいなのが人罪です。

スキルはあるがモチベーションが低く周囲に不満を撒き散らし
悪影響を与える存在です。

スキルがある分もっともらしい意見をいうからです。

しかし不満を言うだけで解決策を持ち合わせていない。

僕も様々な意見を聞きますが、欠点や問題を指摘するばかりで解決策や
改善策を提案しない人の意見は聞かない様にしています。

もちろん聞いているフリはしますが実際は聞いていません。

問題を指摘する事なんて新人でも出来ます。

しかし大切なのは問題を解決してく事でそのアイデアが無い人は
やはり人財にはなり得ない。

若い人には特に人財になる為に間違っていても良いので解決する為の
アイデアを持ち合わせる思考回路を身に付けて欲しいと思います。

面接ラッシュ!

2016-06-16 16:43:14 | 会社
今日は来年4月入社の新卒採用のグループ面接で午前中数人の
学生さんが来ていました。

まだ数人残っていますが、ここを通れば僕との最終面接になります。

今来ている学生さんが第2クール目なのですが、あと1クール
残っています。

本当に長丁場です。

さて、新卒採用もそうですが今週は中途採用の面接も数人します。

今年度の中途採用の目標は3名。

先日一人内定を出したのであと2名採用しなければいけません。

今年は本当に僕の仕事は採用がメインになっています。

今、ヤマカのスタッフは役員、パートも入れると現在24名。

来年の4月には30名を超えます。

本当に採用活動も大変ですがしっかりとやっていきたいと思います。

普通の発想では勝てない

2016-06-15 23:41:18 | 業界について
少し前に卓球女子の伊藤美馬選手のインタビューをテレビで
見ました。

彼女は15歳にして世界チャンピオンの中国の選手にも
勝った日本卓球界の期待の選手。

もちろんリオオリンピックでもメダルが期待されています。

今、卓球界は中国が圧倒的な成績を上げています。

世界選手権やオリンピックなど優勝しているのは中国の選手ばかり。

伊藤選手のお母さんも元卓球選手だったのですが、子供の頃から
英才教育をしていたと言っていました。

驚いたのはまだ小学校低学年だった美馬さんに夜中の2時まで
練習をさせていたという事。

その理由をお母さんはインタビューで中国の選手に勝とうとしても
勝てない。勝つのが当たり前という発想で何をしなければいけないかを
逆算して練習をしていたと言っておりました。

ヤマカ木材も今、岐阜県ナンバーワンを目指しています。

しかし各都道府県のナンバーワンのビルダーさんの話を聞くと僕達との
差は圧倒的なレベルです。

所詮僕が吠えた所で、あいつ最近頑張ってるなぐらいのレベルです。

普通の発想ではいつまで経っても勝てない。

だからこそあいつおかしいんじゃないかというぐらいのレベルの発想で
挑まなければ王者には勝てないのだと思います。

まだまだ小さい時からどこを目指すのか。

そしてそのポジションになる事が当然と思い込む事でそんな発想が出てくる
のだと思います。

僕もそんな思考回路で1番になるための発想をしていきたいと思います。

昭和の会社、平成の会社

2016-06-14 17:05:25 | 会社
今日は月1回のノー残業デーです。

先月は全然守られてなかったので今回は環境委員会からも
徹底するように言われているので大丈夫だと思います。

昨日の勉強会でも昭和の会社と平成の会社という話がありました。

時代は平成になって28年も経つのに昭和の時代の働き方を
している会社が存在します。

モーレツ社員がいて夜中まで残業するのが当たり前で売り上げなどの
数字至上主義ではなく、働きやすい環境を整えた会社にしましょうと
いう動きです。

どちらかと言えば住宅業界は昭和の匂いがプンプンする会社が
多いのですが、最近は少し流れが変わってきました。

ただ業績好調な会社は完全に平成の会社というよりは昭和の良さも
残している様に思います。

もちろん働く環境は整備していくのですが、やはり数字には絶対に
拘る会社が強いのが事実です。

両方ミックスするのが大切ですね。

ヤマカ木材でも取り組んでいきたいと思います。

未来の課題が予測出来る

2016-06-13 21:21:07 | 業界について
今日は東京に日帰り出張。

住宅会社が集まっての勉強会でした。

この勉強会は地域一番店や県やナンバーワンのビルダーが
数多く参加しています。

彼らの話を聞いていると数年後のヤマカ木材の課題や問題が
予想出来ます。

やはりそのステージによって起こる事は共通しています。

この勉強会は数年前から参加していますが、数年前に聞いて
いた事が今、現実に起こっていたりします。

だからとてもヒントになります。

解決策は分からなくても起こりうることが予測出来ればやはり
対処はしやすい。

だから今日も数年後に起きるであろうヤマカの課題も見えて
きました。

やはり自分達よりもレベルの高い会社や人達と付き合う事は
本当に参考なります。

少し安心出来ました。

また明日から前進していきたいと思います。

14年後・・・

2016-06-12 19:19:29 | 業界について
先日野村総研から結構衝撃的な新築住宅の予測が発表されました。



2030年には年間の新築着工が53万戸になるそうです。

14年後なので僕が58歳になる年です。

まだまだバリバリに働いている年ですね。

因みに僕が社会人になった年(21年前)は148万戸。

翌年は消費税の駆け込みで163万戸に増えています。

僕も木材商社で営業をしていたのですが、阪神大震災の
復興需要と重なって木材が飛ぶように売れた記憶があります。

2030年にはマーケットが21年前の3分の1になってしまうの
ですね。

ちなみに昨年は89万戸で今年は増税の駆け込みの予定でしたが
先日安倍首相が2年半の延期を発表しました。

2013年の駆け込み以降落ち込んでいる業界としては増税の
今年の駆け込み需要は当てにしていた分、痛い会社も多いと
思います。

さて目先の事はどうでも良いのですが、さすがに14年後に
53万戸になると何か手を打たなければいけませんね。

ただこのブログでも何度も述べていますが、マーケットの縮小
以上に業者の数が減ります。

多くの建設業の会社も高齢化していますし、仕事が激減して
倒産廃業も増えてくると思います。

だから野村総研さんも2030年の業者数の予測も合わせて
出して欲しいですね。

ただ新築だけに依存するのもリスクなのは事実です。

新築も伸ばしながらも様々な展開をしていく必要がありますね。

必要以上に悲観はしませんが、現実的な対策はしていきたいと
思います。

撤退する基準を決める

2016-06-11 20:06:38 | 経営者として
今日はほぼ一日大垣店に居ました。

珍しいですね。

スタッフとじっくり色々な話も出来て良かったです。

さて、最近様々な事業や会社設立を5か年で計画しています。

もちろん新たな取り組みをする事はとても大事ですが、もうひとつ
大事な事があります。

それは撤退する基準を決める事です。

実は新しい事業や会社を作るよりも撤退する事の方が難しいと
いいます。

その撤退基準は僕の中では3年連続(3期連続)赤字を出したら
辞めると決めています。

ヤマカ木材の事業も同様です。

赤字には2つの意味があります。

ひとつは会社の資金を減らしているという事。

そしてもうひとつはその事業がお客様や社会から支持されていないと
いう事です。

どんな事業や会社も3年で黒字化出来なければ、その後も赤字であり
続ける可能性が大です。

だからこその3年という基準です。

ただこの先撤退しなければいけなくなる事業も出てくるとも思って
います。

どんな経営者でも事業に10勝0敗はあり得ません。

そんな時の為にしっかりと基準を決めたいと思います。