寄付金は本当に正しく困っている人へ届くか？ 四川省雅安地震

中国・四川省雅安市蘆山県で発生した地震で、196人が死亡し、21人の行方がいまだに分かっていない。負傷者は1万3484人に上り、200万人余りが被災した、との報道ですが、大本営の発表によると、5月2日夕方時点での、入院負傷者は1254人、その内危篤者47人、重傷者36人。累計入院治療者は6505人，すでに退院した人は5251人。
4月27日以降、新規負傷者は減ってきていると。

人民網日本版も特集を組んで、報道しているが、被害全容は未だ全容がつかめていないようです。

このような中、各国、各企業も寄付金活動の動きがみられる。　しかし、寄付先への疑問の声も聞こえてくる。
香港政府が寄付金を送ることを決められなったのは有名な話ですが、本当に正しく、困っている人へ届くだろうかの疑問もあちこちから聞こえてくる。中国人の不正に対する意識は大きく変わって来ているようだ。

弊社でも、３連休前から寄付金の動きが出て、私も２００元寄付した処、中国人の同僚から拍手が起こった。一方、弊社社内メイルで、「寄付金先への疑問があり、寄付先を決め、直接渡せ」など、いろんな意見が飛び交っており、興味深い。