ドイツのハイコ・マース(Heiko Maas)法務・消費者保護相は、米検索大手グーグル(Google)が市場での支配的な地位を悪用することがあれば、同社を解体させる可能性についても検討すべきだとの見解を示した,との報道(→6月29日AFP BBNews)を読み???と思った
マース法相は、「市場の95%を占有するエネルギー企業があると想像してほしい。カルテルを取り締まる当局は即座に行動を起こすだろう」と述べた。
「市場のそうした状況は良識的でも健全でもない。仮にグーグルが組織的に競合他社を市場から排除するために自社の支配的な地位を悪用したとすれば、最終的な手段として、解体などを検討すべきだ」と発言した。
マース氏はデジタル時代はとうの昔に国境や規則を過去のものにしたと指摘し、今必要とされているのは「国際ネットワーク法」だと述べている。
この発言の背景には、「ドイツでは検索市場で支配的な地位を占めているグーグルへの反感が強い」ことがあるようだ。
独メディア大手のアクセル・シュプリンガー(Axel Springer)などはすでに、グーグルが支配的な地位を悪用して反競争的な行為をしていると欧州委員会(European Commission)に申し立てを行っている。
一方、中国では、Googleは、2010年の中国撤退でGoogle香港に転送する事で、生き延びてきたが、最近の検閲強化で、Google香港も利用できなくなっている。(もっとも、Googleは「uProxy」などで回避する提案をしていた)
Googleはネットの自由を強く主張すると発言しているが、ドイツのマース法相の発言は、これとは違っており、そのままでは何か違うとかんじた.
永年、中國に居ると、井の中の蛙になってしまったのだろうか?
利用者からみれば、中国で、検索している限り、Yahooや百度より、Googleは使い安く、目的の物が検索しやすかった。
Google翻訳も、便利ですね。
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