九塞溝地震は世界遺産の名勝「九塞溝」の西方、約7KMを震源と発表されている。震源付近は9等級(木造やれんが造りの家の多くが倒壊。鉄骨構造は湾曲)と言う、強地震だった。四川省政府は13日、死者が25人となり、このうち21人の身元を確認したと発表した。→時事ドットコムなど報道
現地では、地元当局がメディアを徹底排除している模様。世界自然遺産に登録されたエリアの景観イメージが悪化し、今後の地元経済に深刻な影響を及ぼしかねないためとみられる。こんな中、地震による決壊で湖の水が流出した「火花海」のほか、九寨溝で2番目に大きな滝「諾日朗瀑布」も崩壊し、水が流れなくなったニュースも入ってきた。→産経新聞
地震で、ホテル・天堂洲際大飯店の建物が倒壊し、被災地からは数多くの観光客の避難に成功したが、復旧のめどは立っていない。
世界遺産は紛争や自然災害、開発などで重大な危機にさらされていると判断されると、国連教育科学文化機関(ユネスコ)から「危機遺産」に認定される。
国際的な緊急支援の対象となる一方、状況が改善されなければ世界遺産そのものから除外される可能性がある。
観光地の経済的影響は大きい。→RecordChina、こちらの報道など
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