やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

「風の通路」でスモッグ吹き飛ばす? まじめに検討される新アイデア

2014-07-03 | 天候・地形
中国北京市は3日、深刻な大気汚染に見舞われ、在中国米大使館サイトによると、微小粒子状物質「PM2・5」を含む汚染指数は最悪レベル(危険)の330となった。 
市中心部は終日、スモッグで覆われ、数百メートル先のビルが白色にかすんだ。隣接する河北省でも石家荘市で264となるなど、各地で最悪から2番目の「重度汚染」となった。
 中国メディアによると、中国気象局の専門家は「降雨による高湿度で霧が立ち込めやすい上、風が弱いため、汚染物質が滞留している」と述べ、汚染状況はしばらく続くとの見方を示した。←7月3日毎日新聞

こんな中、北京市は、悪名高い大気汚染に取り組むために実行可能な解決策を考え出した。
道に風を送り込んで汚れた空気を吹き飛ばすというものだ。

中央政府と北京市の気象部門は「城市風道(都市部の風の通路)」を設けることが実現可能どうか検討していると言う。
具体的には、都市計画部門が建物の密度と高さを調整して空間を確保し、大気汚染物質と都市部の熱が消散する対策を講じる。

上海や浙江省杭州、江蘇省南京など多数の主要都市が「風の通路」を設置できないか考えているという。←7月3日The Wall Street Journal


元を絶つより、吹き飛ばす方が楽?

さて、さて、そんなにうまく行くものかな?

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