やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

中国「ごみ輸入禁止」その後

2018-07-29 | 政治・経済

中国が“洋垃圾(外国ゴミ)”の輸入を禁止した話を弊ブログに書いた。→こちら

中国輸入統計HS3915によると、廃プラスチック輸入量は2016年が936.3万トン、2017年が804.6万トン。(こちらのJETROのサイト情報) 

中国が「ごみ輸入」を禁止したことに対して西側メディアが反発しているが、中国の行動は正当と、中国は主張していた。→RecorChina/Niftyニュースなど 

しかし、6月26日のROUTERの報道では、中国政府が今年、外国からのごみの輸入を禁止した結果、中国のリサイクル業者は次々と海外へ移転。だがこれは中国政府が望んだ結果ではなかった と。

中国は、廃プラスチックの輸入をして、額縁やおもちゃ等のいろんな製品に作り替えていた。石油からプラスチックをつくって製品化するよりも、廃プラスチックをリサイクルして製品を作った方が安上がりだという事情もあって、輸入を進めてきた。 輸入禁止で、リサイクル業者は商売ができなくなり、海外へ移転して行ったのだろう。


最近の状況はどうだろう??

最近の報道だと、中国税関当局は、今年上半期で、ゴミの密輸入・約100万トンを押収したと。→こちらの報道

アメリカでは、ゴミの山→こちらの報道

また、中国内では、家庭ゴミ処理有料化の日程がやっと決まったと。→こちらの報道

 

南京のアパートに住んでいた2005年頃は、家庭ごみを分別して出してくださいと、注意書きはごみ置き場にあったが、現実に守る人はほとんどいなかった。果たして、中国内で家庭ごみの分別処理が可能なのか? 有料化・罰金などが出て来ないと無理かも?

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プラスチックごみに関しては、6月のG7で、海洋プラスチック憲章が採択されたが、日本とアメリカは署名を拒否した。→こちらの報道

スターバックスやマクドナルドなど大手企業は、プラスチック・ストロー禁止を掲げたが、日本は、国内の産業界への影響が大きいため、慎重な調査・検討が必要と、後れを取っている。→こちら


スーパーやコンビニでのプラスチック袋をどう減らすかが課題だ!!

レジ袋有料化、自分で買い物袋を用意、レジ袋をたたんで鞄の中に入れておく(買い物時に利用)、

 

 

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