やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

日本で「中国式白タク」の取り締まり

2017-11-07 | 乗り物

 中国では2015年頃から「境外包車 (海外車チャーター) 」と呼ばれるサービスが成長を続けている。ライドシェア(一般市民によるタクシーサービス提供)の手法で運営されており、シェアリングエコノミーの一種です。

現在、中国には「皇包車」「走着旅行」「唐人接」「蜜柚旅行」「丸子旅行」「易途8」といった多くのサービスがあるが、中でも「皇包車(HI GUIDES)」が海外展開を積極的に進めており世界80カ国の都市で展開されているといわれ、日本にも上陸しているのです。

日本の東京におけるドライバー登録者数は8月末で1,865人に達しているとのことです。中国人観光客にとってこの境外包車は、スマホで簡単に予約できて質の高いサービスが受けられうえに、ドライバーとは中国語でのコミュニケーションが可能で、チャーター利用の際にはガイド兼通訳の仕事もこなしてくれるため中国人観光客にとっては極めて利便性の高いサービスなのです。しかしこれらのサービスは、日本ではいわゆる「白タク」であり違法行為になるのです。←こちらの情報

 人民網も報道している。→こちら


有償で客を運ぶのに必要な国の許可を得ておらず、道路運送法違反にあたる。「タクシーは客の命を預かっている。保険がなく、事故があっても客や相手方が守られない」と。→毎日新聞 

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在日中国人が中国人観光客を割安で送迎する「中国式白タク」は全国各地で横行しいる模様。

関空でも昨年あたりから目立ってきており、奈良市の世界遺産・東大寺や奈良公園周辺のバス停や交差点内で利用者を乗降させるなどの違法行為が確認されているという。

配車予約や支払いはスマートフォンのアプリを通じて行われていることから、金銭授受の証拠がつかみづらく摘発は難しいとされてきたが、警察も対応を強化、今年10月には府警国際捜査課が関空などで白タク行為をしたとして、道路運送法違反の疑いで中国籍の男4人を逮捕している。

この逮捕以降、関空での白タク行為が減少しているとみられ、関空署の森村忠司地域交通課長は「中国人グループによる白タクを根付かせないよう撲滅を目指し、引き続き頑張っていきたい」と話している。←産経新聞


有効的な取り締まり方法がないので、なかなか撲滅は難しいようだ。

 

    

 

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