インフルエンザに関して、11月5日までの1週間に全国の医療機関から報告された患者数は、1医療機関当たり21.13人で、前の週から増加している。
(11月6日から11月12日までの分については、11月17日に公表される予定)
感染は拡大しており、さらに増えるだろう。
1医療機関当たり21.13人のデータをもとに推計されるこの1週間の全国の患者数は、前の週から5万9000人多いおよそ73万3000人となっていて、ことし9月4日以降の累積の患者数は、およそ364万8000人と推計されている。→こちらのニュース
これは、日本の人口の約3%に達している。
都道府県別では山梨県(39.63)、埼玉県(34.84)、愛知県(34.62)、長野県(32.89)、福島県(32.66)、愛媛県(30.62)と6つの県で、警報レベルとされる30人を超えたほか、37の都道府県で注意報レベルの10人を超えた。→こちらの流行レベルマップ
愛知県や岐阜県ではインフルエンザ警報が発令され、学年閉鎖や学級閉鎖になる学校が相次いでいるとのこと。
私の地元、神奈川県でも、37保健所中、11の市町村の保健所(約30%)で警報レベルに達している。→こちらの報告
私は、10月30日(月)にインフルエンザ予防接種済であるが、先週末から咳・鼻水が出て大変だった。幸い、熱はなかったので、市販の薬(ルル)を飲んで、おとなしくしていた。
そしたら、かみさんも同様の咳・鼻水が出て寝込んでしまった。こちらも熱はなかったので、私と同様の市販の薬を飲み、おとなしくしていた。
発熱、咳、鼻水などを訴える人は、次々と、医療機関で受診するので、インフルエンザの検査キットや薬の不足など、多くの医療機関に影響が出ているようだ。
このインフルエンザには、いろいろな株があり、一度感染した株には耐性が付き感染しにくくなるが、他の株には感染してしまう可能性は大とのこと。→こちらの報道
完全ではないが、かかってしまった人にも、インフルエンザワクチン接種がおすすめですね!!
<追記>
11月6日から11月12日までの定点当たり報告数は、17.35(患者報告数85,766)で、先週の21.13より減少した。→こちらのサイト
この1週間に、定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約63.5万人(95%信頼区間:58.8~68.1万人)となり、前週の推計値(約73.3万人)よりも減少した。
今後もこの傾向が続くのか?
ランキングに参加中。下記をクリックして応援お願いします!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます