松山英樹選手が4月11日(現地時間)、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(パー72)(→こちらの地図)で行われたマスターズ・トーナメントで初優勝した。日本人男子では初のメジャー制覇。
4打差リードの首位で出た松山は1番ホールでいきなりボギーのスタートとなったが、続く2番でバーディーを決めると、8番、9番の連続バーディーで前半を2アンダーで押し返した。
後半は12番でボギーをたたくと、13番はバーディーで巻き返したものの、15番でアプローチショットを池に入れてしまいボギーに。同ホールでザンダー・シャウフェレ(米国)がバーディーを決めたことで、両者は2打差にまで縮まった。
ここで、松山は大きく崩れるのではないかと、テレビの中継を見ていて、おおいに心配した。
しかし、シャウフェレは16番でティーショットを池に打ち込むなどしてトリプルボギーで後退。松山も16番でボギー、最終18番もボギーパットとなったが、通算10アンダーで2位に1打差の278で逃げ切った。
2位に入ったウィル・ザラトリス(米国)は、追い上げたが、最終的には、1打差で、1979年以来となるマスターズ・デビュー初優勝にあと一歩届かなかった。
松山はメジャー出場33大会目で快挙達成。➡松山英樹=こちらのWikipedia
すごいね! おめでとう!
各界から賛辞・祝福が上がっている。→こちらなどの報道
過去5度マスターズを制しているタイガー・ウッズも、帝王ジャック・ニクラスも、賛辞を惜しまなかった。→こちらの報道
海外メディアからの賛辞:→こちらの報道
この大会でもらえる賞金額もすごいね。
1932年に宮本留吉が「全英オープン」に挑戦して以来、日本の男子でメジャータイトルを手にしたのはシニアでの井戸木鴻樹だけ(2013年全米プロシニア)。
レギュラークラスでAON(青木功、尾崎将司、中嶋常幸)が、伊澤利光が、丸山茂樹がはね返されるたびに壁は年々高くなり、多くの人にとってメジャー制覇はいつしか「夢」として現実味を欠くものになっていった。
松山英樹にとって、10度目の出場となった「マスターズ」。29歳にして33回目の挑戦だったメジャーで、苦心の末にたどり着いたチャンピオンの座。
優勝インタビューで「僕が勝ったことでこれから先、日本人が変わっていくんじゃないかと思う。僕もこれからもっともっと勝っていきたい。」と松山が強いメッセージを発した。→こちらの報道
松山英樹 挑み続けた10年
再度、おめでとう!!
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