猿団子と言う言葉をご存知でしょうか?
この歳になって、この言葉を、知ったのですが、日本で寒い時期にニホンザルがお互いに抱き合って、押しくらまんじゅうのような状況でお互いに身体を温めあう様子を「猿団子」という。「みたらし団子」ですね。猿団子は、十分に暖かければ行わない。各地で冬の風物詩(名物)となっている。➡こちら
ニホンザルは体温保持の方法として晴れた日の「ひなたぼっこ」以外に、曇って寒かったり、また、夜間も、ダンゴ状態となり、猿団子を形成する。
猿団子には体温調整(体温保持)の機能があるとされ、サルたちが体を寄せあうことで、寒い外気に触れる表面積を少なくすると同時に、互いの体温を保温に利用しあう効果がある。 喧嘩などが原因でふとした拍子に猿団子の形成が崩れると、サルたちの体温は低下する。
しかし、すぐにまた猿団子が再形成され、下がった体温は元に戻る。互いに助け合って、生きていくんだ!!
猿団子の動画→こちら
猿団子を形成するのは、どうもニホンザルだけではないようだ。猿の知恵かな?
でも、世界で多くのサルがいるが,本来は熱帯・亜熱帯性の動物ですので,寒冷地適応したサルはニホンザルだけだそうで,学術的に珍しいのだそうです。
外国の研究者は,寒いときにサルが雪中で押しくらまんじゅうのように団子状に集まり、「猿団子」と「温泉に入る猿」を見ると、いたく感激するそうです。
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