「海のエジプト展」が、横浜みなとみらい「パシフィコ横浜 展示ホールD」で行われており、もうまもなく閉幕すると言うので、昔々、かみさんと二人で行ったエジプトを思い出しながら、一緒に見学してきた。
ギリシャ文化の影響を受けているのがあちこちに見られた。
写真左上:高さ約5メートルの巨大なファラオ像、高さ約5.4メートル、重さ約6トンの巨大なハピ神像、高さ約5メートルの巨大な王妃像=紀元前4世紀頃(ヘラクレオンから発掘)
写真下:クレオパトラとカエサル(シーザー)との間の息子、カエサリオンを表したものと考えられている像=紀元前1世紀頃(アレキサンドリアから発掘)
2000年ほど前にクレオパトラの宮殿があったといわれる、エジプト第2の都市アレクサンドリア。この「海のエジプト展」は、この地中海に面した街の海底遺跡から発掘された至宝を紹介する国際巡回展です。
約5メートルのファラオの彫像や、ヒエログリフが刻まれたステラ(石碑)、スフィンクスやプトレマイオス1世、女神などの石像、金や宝石で彩られたアクセサリー、王の横顔が彫られたコインなど、約490点の作品が公開されている。
紀元前700年から後800年まで、古代エジプトの「末期王朝」から「プトレマイオス朝」、さらには「ギリシア」「ローマ」時代へとつながる1500年間の歴史をたどる展覧会です。
また、アレクサンドリア、ヘラクレイオン、カノープスという3つの古代都市ごとに発掘された遺物が紹介されている。
左:プトレマイオス1世(エジプトのヘレニズム国家プトレマイオス朝の初代ファラオ) コイン表 右:裏 (戦車に乗るプトレマイオス1世)ー説明ではアレキサンダー大王となっていたがーーー?
ライオンの頭をあしらったイヤリング(紀元前4世紀後半~同3世紀前半)
ヘラクレイオンの海から引き上げられるハビ神像