1位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
2位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
3位 K.ライコネン ロータス・ルノーGP
4位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
5位 F.マッサ フェラーリ
6位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
7位 M.シューマッハ メルセデスAMG
8位 J.ベルニュ トロロッソ・フェラーリ
9位 D.リチャルド トロロッソ・フェラーリ
10位 P.ディ・レスタ フォースインディア・メルセデス
ベルギーGPです。ポールポジションスタートのバトンがポール・トゥ・フィニッシュ。ここのところ、不審に喘いでいたバトンでしたが、久々、復活となる今シーズン2勝目を挙げることができました。ちなみに、バトンが1勝目を挙げたのは開幕戦。開幕戦を制したバトンをみて、すわ2009年の再来か?と思われましたがさらにあらず。各チームがピレリタイヤの使い方に四苦八苦し、優勝者が毎戦変わるという史上稀にみる混戦模様が繰り広げられました。その間、バトンはピレリタイヤの性格を掴むのに手こずり、チームメイトのハミルトンにも遅れをとっていました。しかし、今回予選で使った新型ウイングのおかげでポール・ポジションを獲得。スタート直後の混乱に巻き込まれることもなく、久々の優勝を完璧な形で決めることができました。さて、何故予選でバトンが新型ウイングを使ったのかを知っているかというと、ハミルトンがツイッターでチームの内部情報を暴露していたからです(汗)。暴露した情報は新型ウイングの件とどまらず、テレメトリーの画像まで公開していたというから驚きです。この手の画像は見る人が見れば、マシンに関する重要な情報が詰まっている宝の山の様なものです。通常であれば背任行為を問われてもおかしくありませんが、ハミルトンは画像の削除を命令されただけ。ハミルトンはバトンに予選で負けた腹いせに、この様な行為を行いましたが、あまりに軽率で幼稚な行為と言わざるを得ないでしょう。スタッフが血の滲む様な思いで造ったマシンのデータを、安易に公開してしまった訳ですから。一時期、精神的に不安定な時期もあったハミルトン、優勝を機にその不安定さは影を潜めていた感がありましたが、再び悪い癖が出てしまった様です。さて、可夢偉ですが日本人最高位タイの予選2位、フロントロウスタートです!ちなみに、佐藤琢磨も2004年ヨーロッパGP、BARホンダで同じく予選2位を獲得しています。「やったるで~」と張り切っていたスタート前の可夢偉ですが(多分)、出だしが遅れて5位まで一気にポジションダウン。更に、後方で起こったクラッシュで、他のマシンが可夢偉のマシン目がけて飛んできて大ダメージ。応急処置でピットインしたのを始め、タイヤ交換等のルーティンでもピットインせねばならず、何やかんやでポイント争いに絡むこともなく13位でフィニッシュ。まあ、あのクラッシュに巻き込まれてここまで挽回できたのは、ある意味スゴイと言えるのかも知れませんね。さて、今回のクラッシュの原因となったグロジャン。二代目「サーキットの通り魔」の不名誉な通り名を襲名することになりました(ちなみに初代はチェザリス大先生ですから!)。幸い、深刻な怪我を負ったドライバーはいませんでしたが、一歩間違えればあわや大惨事という状況。アロンソのヘルメットのすぐ脇をグロジャンのマシンが掠めていったのを見て、背筋が凍る思いをした人もたくさんいたことと思います(特にフェラーリ代表のドメニカリ)。アロンソは、背中の痛みで暫くコックピットから出ることができなかったのですが、これも不安を煽る一要素となりました(アロンソが悪い訳ではないんですけどね)。アロンソとハミルトンという、ランキング上位を争うドライバーを巻き添えにした上に、多大な迷惑を多くのドライバーにかけたのですから1戦出場停止、及び5万ユーロ(約500万円)という罰金はおおよそ妥当なペナルティだと思います。さて、ここ高速サーキットのスパでフロントロウを獲得した可夢偉。中速サーキットのホッケンハイムで4位入賞を果たしたことを考えると、オールラウンドな活躍が期待できるのかも知れませんね(オンガロリンクでは沈んでしまましたが)。ていうより、F1カレンダーの中でもモナコの次にくるであろうこの難コースのスパで、フロントロウを獲得したという事実は他のチームにもさぞかし脅威と映ることでしょう。次は「超」ハイスピードのモンツァです。やはりスパ同様、可夢偉の活躍を期待しない訳にはいかないっしょ?
2位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
3位 K.ライコネン ロータス・ルノーGP
4位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
5位 F.マッサ フェラーリ
6位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
7位 M.シューマッハ メルセデスAMG
8位 J.ベルニュ トロロッソ・フェラーリ
9位 D.リチャルド トロロッソ・フェラーリ
10位 P.ディ・レスタ フォースインディア・メルセデス
ベルギーGPです。ポールポジションスタートのバトンがポール・トゥ・フィニッシュ。ここのところ、不審に喘いでいたバトンでしたが、久々、復活となる今シーズン2勝目を挙げることができました。ちなみに、バトンが1勝目を挙げたのは開幕戦。開幕戦を制したバトンをみて、すわ2009年の再来か?と思われましたがさらにあらず。各チームがピレリタイヤの使い方に四苦八苦し、優勝者が毎戦変わるという史上稀にみる混戦模様が繰り広げられました。その間、バトンはピレリタイヤの性格を掴むのに手こずり、チームメイトのハミルトンにも遅れをとっていました。しかし、今回予選で使った新型ウイングのおかげでポール・ポジションを獲得。スタート直後の混乱に巻き込まれることもなく、久々の優勝を完璧な形で決めることができました。さて、何故予選でバトンが新型ウイングを使ったのかを知っているかというと、ハミルトンがツイッターでチームの内部情報を暴露していたからです(汗)。暴露した情報は新型ウイングの件とどまらず、テレメトリーの画像まで公開していたというから驚きです。この手の画像は見る人が見れば、マシンに関する重要な情報が詰まっている宝の山の様なものです。通常であれば背任行為を問われてもおかしくありませんが、ハミルトンは画像の削除を命令されただけ。ハミルトンはバトンに予選で負けた腹いせに、この様な行為を行いましたが、あまりに軽率で幼稚な行為と言わざるを得ないでしょう。スタッフが血の滲む様な思いで造ったマシンのデータを、安易に公開してしまった訳ですから。一時期、精神的に不安定な時期もあったハミルトン、優勝を機にその不安定さは影を潜めていた感がありましたが、再び悪い癖が出てしまった様です。さて、可夢偉ですが日本人最高位タイの予選2位、フロントロウスタートです!ちなみに、佐藤琢磨も2004年ヨーロッパGP、BARホンダで同じく予選2位を獲得しています。「やったるで~」と張り切っていたスタート前の可夢偉ですが(多分)、出だしが遅れて5位まで一気にポジションダウン。更に、後方で起こったクラッシュで、他のマシンが可夢偉のマシン目がけて飛んできて大ダメージ。応急処置でピットインしたのを始め、タイヤ交換等のルーティンでもピットインせねばならず、何やかんやでポイント争いに絡むこともなく13位でフィニッシュ。まあ、あのクラッシュに巻き込まれてここまで挽回できたのは、ある意味スゴイと言えるのかも知れませんね。さて、今回のクラッシュの原因となったグロジャン。二代目「サーキットの通り魔」の不名誉な通り名を襲名することになりました(ちなみに初代はチェザリス大先生ですから!)。幸い、深刻な怪我を負ったドライバーはいませんでしたが、一歩間違えればあわや大惨事という状況。アロンソのヘルメットのすぐ脇をグロジャンのマシンが掠めていったのを見て、背筋が凍る思いをした人もたくさんいたことと思います(特にフェラーリ代表のドメニカリ)。アロンソは、背中の痛みで暫くコックピットから出ることができなかったのですが、これも不安を煽る一要素となりました(アロンソが悪い訳ではないんですけどね)。アロンソとハミルトンという、ランキング上位を争うドライバーを巻き添えにした上に、多大な迷惑を多くのドライバーにかけたのですから1戦出場停止、及び5万ユーロ(約500万円)という罰金はおおよそ妥当なペナルティだと思います。さて、ここ高速サーキットのスパでフロントロウを獲得した可夢偉。中速サーキットのホッケンハイムで4位入賞を果たしたことを考えると、オールラウンドな活躍が期待できるのかも知れませんね(オンガロリンクでは沈んでしまましたが)。ていうより、F1カレンダーの中でもモナコの次にくるであろうこの難コースのスパで、フロントロウを獲得したという事実は他のチームにもさぞかし脅威と映ることでしょう。次は「超」ハイスピードのモンツァです。やはりスパ同様、可夢偉の活躍を期待しない訳にはいかないっしょ?