吉田マリア幼稚園のトピックス

写真付きで子どもたちの様子をお知らせします

卒園祝福式

2014年03月07日 | 日記
神さまの恵みのうちに、今まで幼稚園で過ごしてきたことに感謝すると共に、小学校入学という新しいスタートをお祝いして「祝福式」を行いました。

これは、年長組の保護者と子どもたちが一緒に、神父さまから祝福をしていただく式です。

  

                   

♪「神さまがわかるでしょう」の聖歌からはじまった「祝福式」。
厳粛な雰囲気の中で、聖書の朗読と神父さまのお話がありました。

神父さまがしてくださったお話は「才能」のお話。
人間には2通りの才能があって、ひとつはさまざまなことに挑戦する中で自己実現を果たしていく才能(たとえばスケートの浅田真央選手のように得意なものがあってその才能を伸ばしていく…というようなもの)。
もうひとつは、人とのかかわりの中で人を活かし、支えていくことのできる才能(これは見える形ではあらわれてこないけれど、人とのかかわりの中で出てくるもの)。

そして、本当に大切なのは後者の「人を活かし、支えていくことの出来る才能」。
こちらを大切にしていく人間になってほしい…そんなお話でした。

    

共同祈願で代表の子ども、先生、保護者がお祈りをしたあとは、いよいよ全員の「祝福」です。
今まで健やかに成長してきたことに感謝し、これからの新しい生活でも神さまの恵みがたくさんありますように…そんな意味を込めて神父さまがひとりひとりの頭に手を置いて、祝福をしてくださいました。

 アシジのフランシスコの「平和の祈り」と「愛をください」の聖歌で、祝福式が終わりました。


自分たちはお誕生日会の時に神父さまから「祝福」をしていただいたことがあるけれど、お母さんが(おうちの方が)神父さまから祝福をしていただいてうれしかった・・・祝福式のあとそんなことばが子どもたちから聞かれ、自分のことではなくおかあさんの(おうちの方の)ことを喜んでいる姿に、胸が熱くなりました。

祝福式への参加の仕方、振舞い方、ことばの端々から、しっかりと成長していることが伺える今日の「祝福式」でした。

もうすぐ卒園。
あと10日足らずの日々を丁寧に過ごしていきたいと思います。

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