ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

はまぐり、あさり。 その2

2024-05-13 20:48:53 | 食べ物いろいろ
ふたば製麺の「ハマグリ」のかき揚げについて、先月書いたけど

今月のふたば製麺は、「あさり」のかき揚げ!

「あさりと根三つ葉のかき揚げ 桜えび玉子あん」
こんなかんじ!
桜えびと玉子と三つ葉で、いろどりキレイ!
はまぐりのときと違って、
三つ葉の味が効いている。
玉子あんのあじも初め少しするけど
あさりは、あんまり感じない。
(桜えびは「いろどり」用っていうかんじ?)

とはいえ、おいしいです!!
(基本、うどんがおいしいのです!)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うつ病は「これ以上すすんじゃいけない!」サイン、治ったからと言って、また同じ環境に戻ると、結果は同じ

2024-05-13 07:41:56 | 世間話
NHKスペシャルの「山口一郎 “うつ”と生きる〜サカナクション 復活への日々〜」を見逃し配信?って言ったっけ、で1週間後(つまり、12日)に見たんだけど、どうみてもヤバそう・・・
 
 私は、一応大学は教育心理専攻で、うつ明けの人の人材教育なんかを担当してうまくいったことも、行かなかったこともあるので、その経験をもとに、↑の番組について、話してみたいと思います。



■うつ病は「これ以上すすんじゃいけない!」サインだと思う。

 うつ病とか、メンタルやられる人を「外部から」見ていると、これ以上進んだら死んじゃう!」みたいなときに、進めないように、体が強制終了させている状態のように見える。

 これ以上進んじゃいけない!という状態は
   ・過労でこれ以上は無理
 ってこともあるし
   ・人間関係でこれ以上無理
   ・仕事が向いて無くてこれ以上無理
   ・仕事以外でいろいろあって、仕事してるのなんて無理
      :
 など、いろんな状態で起こる。

 だから、(=これ以上進んじゃいけないから)休ませるのは当然。
 で、休むと、問題から離れるので、とにかく回復します。

 で、回復した後で、また同じ仕事をしたら・・・また同じ結果になります。つまり、うつ病になる。これを繰り返します。うつ病になったら、前の状況を見直し、「同じところには戻らない」ようにしないと、何回も何回も同じことを繰り替えし、最後には明けない夜(=自殺)を迎えます



■環境の変え方には、2つある。

 「前の環境を見直し、変える」とした場合、変え方には2通りあります。
 1つ目は、やることを変える。
  音楽をやっていたら、音楽をやめてお笑い芸人になるとか、
  全くやる分野を変える。
  一般には、転職するか、そこまでいかない場合。部署替えします。

 2つ目は、やり方を変える
  一人でやっていたものを、みんなでやるとか

 ↑の番組の山口さんの場合、音楽は辞めないんだから、やり方を変えないといけないということになる。



■(テレビを見た限りだけど)サカナクションの問題点

 中小企業診断士の立場から言うと、経営には
  ・大企業向けの組織で仕事していく経営と
  ・中小企業むけの人が仕事していく経営の
 2種類がある。

 サカナクションは、大規模なツアーをやるほどなので、「組織で仕事」をしないといけないのに、山口さんがすべてを行ってすべてを決めるという典型的な「中小企業向け」の仕事をしている。これは無理。

 「自分の音楽を追及して、自分がすべてを行い、すべて決める」というのは、シンガーソングライター、ないしはスリーピース、せいぜいフォーピースバンドで、ライブ、フェス活動する程度の場合で通用する。

 ツアーを組むとなると、サポートメンバーもはじめ、演出の人とか、かなり多くの人が関わってくるので、組織的な動きが必要になる。



■中小企業型から、大規模型に変わって成功した例:リトグリ

 うつ病ではないけど、病気になって辞めた(病気になったり、持病が悪くなるのも、「これ以上進んじゃいけない!」サイン)メンバーが出た後、復活した例としては、リトグリがあるんじゃないかと思います。

 リトグリが5人態勢(芹奈 、manaka 、かれん、MAYU、アサヒ)のときは、芹奈さんが中心の歌の上手いグループだったけど、この場合、芹奈さんの負荷が大きく、売れるにつれて、当然、芹奈さんに無理がかかってきた。
(双極性障害は、そう状態のときは、リーダーやエース的特性を示すが、うつ状態のときには、その状態を保つのは無理なので、その病状を持つ人をリーダーやエースにすると(そう状態のときは、リーダー性を示すので、リーダーにしやすい)うつ状態になった時につぶれてしまう)

 結局、芹奈 と対局のmanakaが抜ける形になった。

 その後、3人体制を経て、6人になったが、結局今は、分業体制になっている(ような気がする。個人的見解)
   音楽的方向性を示す(プロモーター的位置づけの)かれん
   周りを切りもりするMAYU
   エース的存在(明るさ担当)のアサヒ
 そしてそれぞれに対して、新しくはいったメンバーがついている。
 具体的には
    かれんーmiyou
    MAYUー結海
    アサヒーミカ
 の組み合わせになっている気がする(個人的見解)

 で、MCをするときは、かれんとMAYUが切り盛りを担当している(かれんを紹介するときはMAYU,MAYUを紹介するときはかれん、新メンバーからなんか振る場合はmiyouか結海)2枚看板で行けるため、一人当たりの負担は減って、分業体制が成り立ち、組織的に動いている

※リーダーとエース
  リーダー:グループの中心、指示役
  エース:グループで明るく動き回る中心、実行役の中心
  プロモーター:グループを陰で操る人



■テレビを見ていて不安になったこと

同じように考えれば、サカナクションの場合、
MC担当とか、割り振れるところは割り振って行き、

考え方を、
  自分が見て最高のものを作るのではなく
  みんなと一緒に、よりよいものを作っていく
というふうに変えて、
OKの基準をどうしてもだめじゃなきゃ、他人に任せる
というような体制・考え方に変えていかないと、
無理かなあ~と思う。



■うつ病の場合、職場を離れれば改善するけど…

職場復帰すると、また同じように一生懸命働いてしまう
でも、そンだけ働いたからうつ病になったのだから
当然それが続くわけがなく、
次の日は、うつ状態になってしまうということを繰り返す
(そううつ=双極性っぽい感じになっていく)

これを避けるため、私が関わったところでは、
職場復帰の際、
初めは短時間だけ関わらせて、強制的に「今日は終わり」
とし、だんだんと、日を追って、関わっていく時間を長くするようにしていった。



■いちばんまずいのは、

一生懸命やる時間を、急に長くしてしまうこと。
これ、うまくいっているように見えて、ため込んでいる状態なので、
それが崩壊した時、一気にうつが悪化してしまう。

で、いきなり復帰ツアーっていうのは、
どう見ても「一生懸命やる時間を、急に長くしてしまう」ことのように
見えてしまうのですが・・・どうなんでしょう?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする