今日の
グーグル革命の衝撃
~あなたの人生を“検索”が変える~
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070121.html
について、その2です(番組の順番とはちがうけど)
番組の最後に、Googleの目標みたいなの。。
1.Google政府
2.Google通貨
3.株式市場を支配する。
これについて、ちょっとウィリアムのいたずらのコメント
■1.Google政府
うーん、電子政府が進むとあり得るのかなあ?
つまり、Googleが、政府のプロトタイプみたいなのを提供し、それをカスタマイズ
するかんじ。。
ただ、そのプロトタイプっていうのは、別にGoogleが提供しないでも
総務省とか、電子自治体でやればいいんだよね。
で、ウィリアムのいたずらは、これについて考えがある。利用者指向って言う話に
関係するので、もちょっとさきに別件でかくね。
■2.Google通貨
これは、すぐにありえそうだよね。。
Googleが、オンラインゲームで使われるような仮想通貨をつくって(もちろん全世界で利用できる)その仮想通貨で世界中のものと決済できるっていうやつ。
便利そうです。すぐやってください。
もっとも、YAHOOでもできそうだけど。。
YAHOOの口座にお金をつんで、1YAHOO=1円にして、オークションとか、コンテンツ購入はもちろん、それ以外の商品、海外の商品なんかも決済できると。。(もちろんYAHOO BBも、ソフトバンクモバイルも)
で、オークションは、オークションを出す人が先にYAHOOにものを預けておけば、YAHOOの口座にお金があれば即座に決済、振り込まれるとか。。
さらに、アマゾンの決済とかもできるとか(アマゾンのギフト券を、その通貨で買う形)
Googleより、Yahooにやってもらいたいサービスだなあ。。
■3.株式市場を支配する。
ここで、うん??それは、ねーよ!っておもったわけ。。。
だって、買い手、売り手の中には、たとえば、さっき誰かと話し合って、その結果買いや売りを決めるっていう可能性があるじゃん!
この場合、その話し合いの内容は、電子化されてない(とか、される前に売買されてしまう)。そーすると、Googleは手出しできない。検索しても電子化されてないものは、出てこない。
だからこそ、理由で動くのなく、チャートやテクニカルでみんな波に乗っていくわけで(理由はデジタル化されてないからわかんないけど、とにかくあがってるので、そのまま乗っていく)、波に乗っているというのは、トレンドを「フォロー」してるのであって、作り出していくのではない。
つまり、支配するためにはすべての情報をコントロールできないといけないけど、Googleは、デジタル化されてない、誰かがしゃべった情報を、即座に情報化することはできない。そーすると、それを検索することもできない。
つまり、Googleの限界として、いま、デジタル化されてないものの検索を、現時点ですることができない。
しかし、世の中にはデジタル化していないものが多く存在する。
人の言葉もそうだし、感情とかもそうだし(誰が誰を「どんなふうに」好きだ嫌いだとか)
そういう状態では、情報を利用して支配することはできない。
むしろ、情報とはトレンドを割り出し、フォローするための援助にしか過ぎない
でも、それだけに限定することによって、(デイとレーダーのように)莫大な利益を得られるものであると。。。
電子政府もそうなんだけど(これは後述するテーマになってくるんだけど)
政府として全体をデジタルで支配しようと考えるよりも、デジタルによって、モデル化して限られた範囲をフォローすると考えると巧くいくんだよね。。