ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

日本版SOX法の草案なんて、できてたんですね!

2006-12-04 17:57:51 | Weblog

 不勉強で知らなかった(>_<!)
 その日本版SOX法の「実施基準案」っていうのが、ここらしい。

企業会計審議会内部統制部会の公開草案の公表について
http://www.fsa.go.jp/news/18/singi/20061121-2.html

(草案は、財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準(公開草案)(PDF:606K)にある)




で、それについて、こんな意見があるらしい

日本版SOX法「実施基準案」に疑問符、アビームが指摘
http://www.atmarkit.co.jp/news/200611/13/abeam.html


日本版SOX法「実施基準案」を読み解く-その1
http://www.atmarkit.co.jp/news/200611/16/jsox.html


日本版SOX法「実施基準案」を読み解く-その2
http://www.atmarkit.co.jp/news/200611/22/jsox.html






内容の概略は
ここ
http://www.atmarkit.co.jp/news/200611/06/jsox.html



また、内部統制委員会の内容は、ここ http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kigyou/top_gijiroku.html#naibu

「財務報告に係る内部統制構築のプロセス」は、
ここ(PDF)http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kigyou/siryou/naibu/20061120/02.pdf
に図でまとまってて、わかりやすい。

。。。って、なんか、リンク集みたいになっちゃったな(^^;)


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現在の開発方法論と、実務上の問題

2006-12-04 15:05:07 | 開発ネタ

 前に現在の開発方法論は、システムをつくる要件を満たしているのか。。。。で、現在使われている方法論である、DOAとオブジェクト指向について、論理的に、システム要件を満たすかどうか吟味してきた。

 で、それでみると、DOAに関しては、決め事を決めれば、実際にコンピューターに載せる部分の制約(たとえばレスポンスタイムとか)はわからないものの、まあまあいい線いっている。
 でもUMLは、プロセスとデータを分けて設計することができて、そーすると、それが結びつく、クラスわけ、さらには実際のコーディングまで、仕様の矛盾(このプロセスでは、このデータは取得できないなど)が、表ざたにならない可能性があるという問題点を書きました。

 そーすると、まるでDOAのほうが、いいみたいに聞こえるかもしれないけど、実務的には問題があります。この問題があるから、オブジェクト指向が中心になって、アジャイルになってしまいました。今回はその話。




■DOAの問題点

 DOAで、データを分析して、その後そのデータの入力-プロセス-出力を、コンテキストダイアグラム(DFDの一番トップ)から、ミニスペック(処理機能記述書)にまで落としていくというやりかたは、論理的には、良く見えます。

 しかし、もし、だれも、プロセスの方法がわからなかったら。。。どうします?

 たとえば、新しいビジネスをはじめようとしたとき。
 そのビジネスモデルがきまっていなかったら、プロセスもはっきりしないし、データも分かりません。

 ほかには、複数のシステムを一まとめにしようとしたとき、あるシステムは分かるんだけど、他のシステムはわからないという場合。
 たとえば、ある企業の給与システムを作るとしましょう。
 その会社は、人事、財務、法務、金融、その他の現場いろいろに分かれていたとします。

 そして、人事部の給与は、そりゃー人事部ですから、コンピューター化できたとします。

 ところが、これを、全社に広げようとしたら。。。

 DOAでやるとしたら、全社の給与関係の「データの入力-プロセス-出力」がわかんないといけません。しかし、本社では、金融の部署のことはわからず、事務員の女性のボーナスがなぜか900万円!!とかとか(そんな会社、あるわけねーだろ!っていうひとは、リンク先参照、そこからちょっと編集して引用)。
 で、本社でヒアリングをお願いしても、金融部門にはシカトされたとか(^^;)

 したら、DOAでは、開発できないですよね。。

 つまり、(上記リンク先のような ^^;)ベンチャー企業や、中小企業で、データを追っていくのが難しい場合、DOAでは、作れない!ってなってしまいます。




■その点、オブジェクト指向はなんとかなる

 この点、オブジェクト指向だと、プロセスを優先して決めていってしまえば、なんとか、形にはなってきます。つまり、人事部のシステムをもとに、つくって、後の各部署の差異は、クラスを派生して作ればいい、データも追加すればいいとしてしまえば、話は進みます。

 で、ある程度作ったら、みんなにメールを送って、「これであってる?文句あったらいってね!」とすれば。。。いいかっていうと、実は、急にメール送られても困るんだけど。。。まあ、それでいいことになって進めてしまう。。

 っていうことで、何とかなったりします。

 ただし、この場合、最終的に、これで、うまくいくのかはわかりません。
 なので、とりあえず、どんどん作っていって、確かめる(これがアジャイルになる)っていう形になります。

 上記のように、「差異はあとで解消しましょう」っていうことになると、その差異は、ずーっと後まで残るっていうことになります。そして、アジャイルで、仕様が出来たところから開発してしまうと。。。分かっているところのコーディングが終わった後に、その差異の部分で「う、こうは、いかないや(>_<!)」ってことになって。。。修正って言うことになります。

 でも、仕様修正をしようとしても、ほかは決まっていないので、部分的な仕様修正になります。
 そんな仕様修正がいっぱい出てくると、仕様修正で矛盾が起こる危険性があります。
 (全体は分からない状態で開発に入っているから、部分最適がかならずしも全体最適ではない)

 そんなこんなで、システムがまとまらず、テストに入っても修正するという危険はあります。




■では、どうすればいいのか?

 つまり、DOAが使える範囲とオブジェクト指向が使える範囲があって、その範囲内で、適切な順番でやればいいわけです。

(1)まず、全体が読みきれる範囲で、オブジェクト指向を使います。
 この場合、プロセスとデータが分かれていても、システムを読みきっている
 (=頭の中では入力-プロセス-出力の循環ができている)ので、実際には、
 クラスに矛盾なく落とせます。
  逆な言い方をすれば、クラスに落とし込んで、間違いない範囲で、作っていきます。

 もちろん、ここで、DOAでやってもいいんですけど、DOAの場合、一応
入力-プロセス-出力ができてから、コーディングに入るので、コーディング
して実機で試すタイミングが遅くなります。
 現在の開発だと、論理的にうまくいくけど、実機では問題がある(処理結果が
返ってくるのが遅くて使い物にならん)っていうケースがあり、この場合、
アジャイルですぐ確認できるほうがいいわけです。
 そして、アジャイルと親和性の高い開発方法ってなると、オブジェクト指向になります。

(2)そして、個別のできているシステムを組み合わせるにはDOAがいい
 個別にできているシステムは、そのシステムごとに入力-処理-出力ができているので、
あとは、統合しようとするシステム全体と比べて、統合できるところは結合し、
できないところは、個別にそのまま残せばいいということになります。

 この場合は、初めにできているので、厳密にやるためDOAがいいことになります。
 オブジェクト指向だと、みんな似通ったことをやっているため、1つにできそうな
幻想をいだきます。
 じつはこれが危険思想で、実際にまとめてしまおうとすると。。。。どツボにはマリ、
それをごまかすために、ラッパーでくるんだり、委譲しているうちに。。。(‘_‘!)
わけわかんなくなってしまいます。




 てなふうに、最近思っています。


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「一太郎」最新版、グーグル検索と連動っていうけど、それだけで差がつく?

2006-12-04 10:25:40 | Weblog

ここのニュース
「一太郎」最新版、グーグル検索と連動
によると(以下斜体は上記ニュースより引用)

ジャストシステムは2007年2月、文書作成ソフト「一太郎」の最新版を発売する。グーグルの検索システムと連動させ、文書を作成中に簡単にキーワード検索ができる機能を搭載する。市場で圧倒的なシェアを占めるマイクロソフトの「ワード」との違いを打ち出す。


うーん、でも、キーワード検索するだけなら、Google APIがあるから、だれか、マイクロソフト大好き!なひとが、WordのVBAで、
1.なんかされたイベントのところに(ボタンが押されたとか)
2.選択された言葉を、
3.Google APIで検索して
4.ダイアログに表示する
っていうやつをつくって、公開されたら。。。

まあ、もっと、ユーザーインターフェースがいいとか、なんかあるんだろうな。。

あらかじめ設定すれば用語と関連したウェブサイトや画像、地図などの検索結果も表示できる。

そこまでやるんだったら、もっとWebサービスのAPIを登録して、表示できるようにすればいいのに。。たとえば、AmazonのAPIと結べば、その本があるかどうかわかるから、便利べんり。。。って、できるのかな??どーなのかな??

 っていうか、別にワープロなんて、あらかじめパソコンに入ってるの使うだけだから、
 あんまり関係ないんだけどね(^^;)

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