社会人学生の遅れてきた学習意欲

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メルコスール2日目―迷った末のコバヤシさん

2010年03月18日 | 2010南米旅行




02/18 木曜日 メルコスール2日目(ブラジル)
滞在地:サンパウロ(ブラジル)

朝から雨降りまくっています。サンパウロは南米きっての大都市ですが、善くも悪くもただそれだけの街で、観光客受けする名所旧跡などがありません。雨も降っているし博物館などの屋内施設でブラブラすることにします。まずは昨日チャットしていた日系人の子がおいでと言っていたのでLiberdade地区に行くことにします。





メトロのLiberdade駅前広場です。雨が一向に止む気配がないので駅出口で傘を売ってたおっちゃんから折り畳み傘を買いました。BRL 6(=300円)とのことでしたが、5レアル札を握って1レアル分の小銭を探してもたついていると、おっちゃんは5レアルに負けてくれました。

でもそれではなんか申し訳ない気がするし、何も言ってないのに負けてくれたおっちゃんの心意気に報いる意味で、2レアル札を渡して7レアルで傘を買いました。最後までおっちゃんは傘売り仲間から2レアル札をくずしてもらってボクに1レアルを渡そうとしてくれたのに余計に感銘を受けました。





和風の景観が一帯に広がります。見ていて楽しかったのですが、これらはあくまでもテーマパーク的な「和」であって、一般的なブラジル人の感覚からかけ離れているのと同様、われわれの日常の日本からもかけ離れているので、ほっとするような感じにはなりませんでした。

Liberdadeの日系人人口が減る一方、中国や朝鮮からの移民が入れ替わるようにして流入してきたので、一見日本っぽい店でも店員が中国人というのがよくあります。雑貨屋にジュースを買いに入ったら、レジ係がガムをクチャクチャ噛んで電話でしゃべりながらやる気無さげにレジ打ちをするという中国人の悪癖丸出しの店員がおり、何故かそれにちょっと安心しました。





大阪橋。なぜ大阪なのかは分かりません。サンパウロ市と大阪市が姉妹都市だからでしょうか。





その下には片側6車線もある幹線道路が整備され、車がバンバン走っています。サンパウロ市は丘陵地に位置していて、このように市街地が立体的構造をしています。そのため同じ道でも行きと帰りで景色が全く変わって見えるので、Liberdadeからしばらくブラブラ歩いていると完全に道に迷いました。





散々迷った挙げ句に出くわしたPaulo Kobayashi広場。
パウロ・コバヤシさんはブラジル日本議員連盟会長だった方で、かなり有名な方のようです。





12:30
República広場横のバス停でバスを待ちます。ここはサンパウロのバス停の中でも親切な方で、というのもバスの行き先と系統番号を書いてくれているからです。

その他のバス停はバス停としての屋根があればまだいい方で、ほとんどは道路沿いの目印も何も無いところで、乗客は勝手気ままにバスを止めて乗るというような感じでした。ブタンタン研究所に行きたいので30分待ってButantã行きのバスをゲットします。





バスの中はこんな感じです。運転手の後ろに車掌がいるので運賃は車掌に払います。BRL 2.7(=130円)、決して安くないです。急発進・急停止は当たり前で非常に乗り心地は悪いです。





(後編に続く)

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