社会人学生の遅れてきた学習意欲

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メルコスール17日目―ダンスは見るもの?踊るもの?

2010年09月19日 | 2010南米旅行




03/05 金曜日 メルコスール17日目(アルゼンチン)
滞在地:ブエノスアイレス(アルゼンチン)

今日は特に何をやる日とも決めていないので、ブエノスアイレス市街をただあてもなくぶらぶらすることにしました。





Subte D線の車内。昨日のE線はレトロな内装がかわいかったですが、こちらは普通のよくある地下鉄でした。





ここはブエノスアイレス動物園。Plaza Italia駅降りてすぐの所にあります。





ヌートリアやドードーみたいな鳥が園内に放し飼いにされていて、すぐそばまで近寄って来られます。最初は物珍しいのでみんな写真を撮っていましたが、5分もしたら飽きてしまうのか園内の奥の方では放し飼いの小動物達は歯牙にもかけられていませんでした。





ヌートリア「モショモショモショモショ……あーなんかムズムズするわぁ、んあぁーっ、よいとこせ、よいとこせ、カィカィカィカィカィカィカィカィっ!」





マラ「んーっ?何でんの?撮影でっか、暑いのに酔狂なやっちゃ…」





真夏の真っ昼間の暑さでネコ科の動物がダレている脇で、ヒグマはがんばってウロウロしてくれていました。





アジアゾウ。目みてるだけで和みます、かわぇぇな~。





その傍らではマラが授乳中でした。マラとはパタゴニアに住むテンジクネズミ科の齧歯類でアルゼンチンの固有種です。





動物園を出て地下鉄駅に戻ると切符売り場が閉まっています、困った。私服を着た駅員のような一般人のようなオッサンが、改札でさかんにこちらに向かって手招きをするので、切符を買わずに(=買えずに)改札を抜けちゃいました。他の人も続々と切符無しで入ってきていたので、まぁいいんでしょう。





5月広場から港方面に道を下って歩くと、Puerto Madero地区の瀟洒な建物が並ぶ通りに出ました。ブエノスアイレスでも指折りのオシャレ地区のようです。





南に向かって歩いて行くとボカ地区に出ました。写真はPuente Transbordador:運搬橋、ブエノスアイレス輸送橋、ニコラス・アベジャネダ橋とか呼称は様々です。運搬橋とは河川を航行する船を妨げないように、両岸を上から吊るしたゴンドラで輸送するというタイプの輸送形態の一つで、代表的なものの一つにスペインのビスカヤ橋が挙げられます。この運搬橋は既に現役を退いていて、今はただのランドマーク的存在です。





これがよく知られているCaminito:カミニート(細道)と言われるところです。アルゼンチンを紹介する映像には必ずと言っていいほどこのカミニートでタンゴを踊るダンサーが使われるので、さぞや楽しげなところに違いないとウキウキして来たのですが……

ただの色ペンキ小屋が並ぶ何の変哲もないエリアでした。正直なぜここが観光地になっているのか今でも理解に苦しみます。欧州からの移民が初めて降り立った場所としての歴史的背景があってこそのことなんでしょうか。





路上ダンサーやパフォーマーがチラホラいる以外、あとは昼間からオープンテラスでビールを飲む観光客のみです。ダンサーやストリートパフォーマーはここ以外にもいっぱいいるので、わざわざ来るほどのところでもないなぁというのがボクの感想です。





ボカジュニアーズの鳴り物応援団のパフォーマンスをやっていました。





暑いので帰りはバスに乗ることにしました、ARS 1.25(=30円)。





車内に乗り込むと大昔に作られたであろう年季の入った切符の自動券売機があって、乗車券はそれで購入するようでした。自動券売機は南米では初見です。ちゃんと路線番号や時間が印字されていてなかなか便利です。

この日の晩、タンゲリアにタンゴショーでも見に行こうかと思いましたが、やっぱり地元のクラブに遊びに行きました。ホテルのエレベーターで一緒になったフランス人はタンゴショーを見に行ったらしく、「ブエノスアイレスに来たからにはタンゴを見ないと!」と熱っぽく勧めてきましたが、リオデジャネイロでカーニバルを見なかったこの私がタンゴを見に行くわけもない。(ぃゃ、機会があればチラ見したい気があるのも事実ですが…)そんなこんなでブエノスアイレスの夜は更けていきましたとさ。

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