社会人学生の遅れてきた学習意欲

実質的には、旅行フォトブログです

Microsoft社との包括契約

2010年02月11日 | 大学




阪大がMicrosoft社とソフトウェアの包括契約をするとの知らせがあったのが去年の10月頃、そして先月あたりから各自で阪大のダウンロード専用サーバにアクセスしインストーラをダウンロードしてMicrosoft社のソフトウェアをインストールできるようになりました。

この包括契約の特筆すべき点は各種WindowsOSのうちから一つと、各種Microsoft Officeのうちから一つを、研究室等の学内のパソコンのみならず、個人所有のパソコンにもインストールできるというところです。それに加えてOfficeはプラットフォームをWindowsに限定せず、Macintosh版もちゃんと用意してくれているきめ細やかさ!さらになんと卒業して阪大に籍がなくなったとしてもソフトウェアは継続利用できるようです。

今までボクは必要に応じてExcelやWordを単体で購入して使っていたので、ゼミなどでのプレゼンの機会が増えた3年からはPowerPointの使える環境にないことがボクには切実な問題となっていました。さらにOSをアップデートしてからというものの、Excelの作業中に予告無しにアプリケーションが終了するという問題まで発生することに苦慮していた最中でもありました。

Office 2008の購入を真剣に検討し始めたのがOSをアップグレードした去年の夏頃で、学生の特権であるアカデミックパックでの購入でも23,800円ぐらいしたと思います。現在19,800円でBusiness Editionのアカデミックパック(一体どっちやねん!)が購入できるようですが、これをタダでインストールできちゃうとは実に嬉しいことです、買わなくてよかった。

ということでMicrosoft Office 2008 for Macをインストールしてみました。2004バージョンからかなりインターフェイスに変更が加えられているために、自分のしたい作業コマンドをどこのメニューから呼び出してよいものやらが不明で、作業がおぼつかない状態です。

会社のパソコンのOfficeも先月一斉に2003から2007にアップグレードしたために、上記の問題と同じ「(慣れてないから)使いにくい!」との不満が方々から噴出しています。慣れるまでの辛抱でしょうかね。

国立大の学費

2008年05月24日 | 大学




イヤなニュースが飛び込んできました。
国立大授業料、私大並みに 財務省、5200億円捻出案

記事では国立大学の授業料を私大並みに引き上げることによって2,700億円の財源が生まれると書いてありますが、その前に外国人留学生にくれてやってる税金をひとまずゼロにしないことにはわれわれ日本人学生は納得しませんぞ。

外国人留学生と書きましたがその内訳は中国人と韓国人で8割です。先日、長野で行われた聖火リレーでの中国人留学生の工作員っぷりは、多くの日本人に中国人のキモさを印象づけたことと思います。自分の頭でものごとを考えられない阿Qは日本なんかに来ずに、大陸でせいぜい低賃金でこき使われてセコセコ餃子でも作ってくれてりゃいいのです。

そして韓国、こちらは最近の中国人のはっちゃけ具合にすっかり影を潜めていますが、こちらも宗主国の中国並みの連中で、ことあるごとに日本に対する嫌がらせをしてくるくせに、頻繁に日本に擦り寄ってくるので、私としては常に尊大な態度で日本に要求を突きつけてくる北朝鮮の方が筋が通っていて100倍マシに思えます。

外国人留学生に対して支給している税金は年間2~3百億円なので、国立大の授業料引き上げ分によって見込まれる収入の10分の1ほどです。つまりそれをゼロにすることによって増収予定分を十分に補填することはできません。しかしながら国民から集めた税金を外人にくれてやって、その一方でさらに国民から金を取り立てるというのはどう考えてもおかしな話です。

ちなみに今ボクが行っている大阪大学外国語学部(旧大阪外国語大学)夜間主コースの年間授業料(1期+2期)は267,900円です。これが私大並みになると970,000円(授業料+教育充実費:関西外国語大学の例)となります。4倍弱に跳ね上がります、ハハハ。払えん。

大学統合後も大阪外国語大学の学則は旧コースの学生には適用されているので特待生制度なるありがたい制度が残されています。これは前年度の成績が良ければ次年度の学費は免除しますよという制度で、奇跡的にボクはこの制度が適用されて今年度の学費が免除されることになりました。

でもこんなのが適用されるのは全体のごくごく一部の学生に限られるので来年は適用されない可能性の方が高いでしょう。「来年から授業料100万円にします♪」なんて宣告されたら、どうしていいものか分からず非常に困りそうです。

消えゆく夜学の灯

2007年11月26日 | 大学




消えゆく夜学の灯 志願者、勤労学生減 大学募集停止へ
(asahi.com>関西>ニュース>記事)

記事を読むとどうやら夜間・夜間主を廃止しているのは、数年前から法人化した国立大学だけではなく、私立大学もその流れに乗っているようです。

社会人がふともう一回勉強し直そうと思っても、高等教育機関が通信制しか残されていないのは残念です。特に外国語なんてのは、性質的に通信教育では無理です。国全体での知のストックを増やしてその水準を上げるのであれば、裾野を増やす、つまりは教育の機会を増やすことが必要だと思います。

経営の合理化が必要なのは重々わかるのですが、せめて国立の大学くらいは再チャレンジに対して門戸を大きく開いていてほしいなと思います。文部科学省の意向だから仕方ないっちゃ仕方ないですがね。

この記事にまつわる2ちゃんねるの関連スレを漁ってたら「大阪外大みたいな山奥に夜行けねえよ 」との書き込みがあって笑うと同時に、通学できてる自分たちって何なんだろうとも思いました。

今日の画像は外大で進級率の低い言語が話されてる区域を色分けしてみました。地獄のヒンディー・極寒のロシア・灼熱のアラビア・情熱のスペインとか何とか…

学生証の更新

2007年10月07日 | 大学




新しく交付された阪大の学生証です。なんともスッキリしたデザインです。





こちらは以前のエントリーでも書いたように外大時代の学生証です。背景には各国語で細かく「大阪外国語大学」と書いてあります。

阪大は総合大学なので個別の学部の特徴をデザイン化して網羅するわけにもいかずこういうデザインになったのでしょう。この点、外国語を前面にアピールできる単科大の外大と事情が違うところです。

と思ったけど阪大は自らの起源を江戸時代の懐徳堂と適塾としているのですから何かこう江戸っぽく木目調にしてみるとか、いっそのこと木で作ってみるとか何とかならんかったのかなという気もします。

あらためて見ると病院の診察券のようにも見えてきました。あ、そうか。阪大と言えば阪大病院。だから診察券みたいなデザインにしてるのね、納得。なかなかやりますな、阪大。

大阪大学外国語学部の初日

2007年10月01日 | 大学




仕事の後大学に行きました。案の定敷地内の看板に書かれていた「大阪外国語大学」の文字が「大阪大学」に置き換わっていました。その徹底ぶりはかなりのもので、外大の名に何か恨みでもあったのだろうかと思ってしまいます。

ここまでことごとく名前が置き換えられてしまうと、家の中の家財道具一切に差し押さえの紙が貼られているようで少し寂しい気もします。そのまま残してファジーな感じでもよかったんですけどね。

前期の頃には見なかったキャンパスマップが随所随所で新たに設置されていたり、教室の内装が真っ白になって黒板がホワイトボードに替わっていたりと予算の消化丸出しのビフォーアフターっぷりです。

看板が阪大に置き換わったにもかかわらず、キャンパス内のどこをどう見てもやはり外大にしか見えませんでした。

大阪外大最後の日

2007年09月30日 | 大学




一昨日の9月28日に外大正門の看板が外されたようです。詳しくは産經新聞のウェブサイトに記事が上がっていたのでそちらを参照してください。
「さよなら大阪外大、10月1日に大阪大と統合、看板外される」

写真は1ヶ月ほど前に記念に撮影してきたものです。バイク通学の自分は北門しか利用しないので、実はこの写真を撮った日が正門をくぐった最初で最後の日なのです。

ということで今日が大阪外大最後の日になるんですね。明日から後期課程が始まりますがその頃にはもう大阪大学になっているのでしょう。

茨木に竪穴式住居カフェ

2007年09月02日 | 大学
地図を表示

外大の裏手の山奥深くに竪穴式住居カフェがあると聞いたので早速偵察へ行ってきました。実は夕方に箕面の餃子の王将までバイクでやってきて、そのまま帰るのもアホみたいなので思い出したようにバイクを走らせた次第です。

まだま村という名前のカフェで、場所は上の地図を見ていただければ分かるように茨木市の千提寺というところで山のど真ん中です。

外大からのアクセスは北門通路を出まして彩都へ向かわずに山方面へ。しばらく行けば茨木余野線との交差点に出るので左折。道なりにウネウネと行けば千提寺口バス停の手前右手にまだま村へ行ける分岐の道があるのでそちらへ侵入。もう少し行けばまだま村の駐車場があり、その近くに分かれ道があるのでそこを行けば着くはずです。

というのもボクが着いたのは夜の7時過ぎでカフェはもちろん営業してないし辺りは森の中で暗くて街灯もないし神社だけが薄気味悪くぼんやり光っていたので気持ち悪くなってほんの手前でさっさと引き返したのです。

ここに至る道は山間を縫って舗装されているので、田舎特有の木の朽ち果てたカビたような匂いというか水田の水の匂いというかそういうものが辺り一面に立ちこめていてひんやりとしてとても涼しかったです。こういうところなら夏でもエアコンなしで生活できそうなので住みたいと思いました。

外大に隣接する住宅地区でここと同じようなロケーションのところとして間谷住宅や彩都があります。これらは市街中心部へのアクセスが非常に不便で、自然をぶっ潰して街作りをしてるので田舎なのに自然が豊かということもなく、標高があるにもかかわらず住民の生活廃熱で大して涼しいわけでもなく、隣接するゴルフ場の農薬散布の危険性などどう考えてもマイナス材料だらけなのになんで敢えてそんなところに住むのかなと勝手に心配してみました。

統合に思うこと

2007年08月19日 | 大学




大阪外国語大学は2007年10月から大阪大学と統合して、大阪大学の外国語学部としてやっていくことになりました。英語表記ではもともと"Osaka University of Foreign Studies"なので前置詞of以下が取れるだけです。外国語大学って名前が江戸時代の「蛮書和解御用」みたいで好きだったんですが、その名前ともオサラバです。ヒックヒック…

統合というか実態は日韓併合みたいなもんじゃないかなと思っています。外部からは「吸収されてよかったやん」みたいな声もチラホラ聞こえますが、一学生の立場で言わせてもらうならば、カリキュラムが保障されてさえいればどちらの名前でもいいです。

もともと他大の教育を受けた身ですし、昼間主の針の穴をかいくぐるような試験を経るどころか、社会人選抜というある意味究極の裏口入学みたいなもんで入ってますから、学籍そのものにアイデンティティのよすがを求める理由はないのでなおさらです。

ボクはゴミゴミしたところがイヤなので、出来ることなら今までのこじんまりした外大が維持される方が良かったんですけどね。阪大は院まで含めれば外大の何倍もの人がいる超巨大大学ですもん。

外大は外国語学部のみの単科大学ですから、他の総合大学に較べて学生一人一人の方向性が割とハッキリしています。親にとにかく大学に行けと言われたから外大に来たなんて人は殆どいないんじゃないでしょうか。

にもかかわらず「大阪外国語大学卒業」になるのか「大阪大学卒業」になるのかを異様に気にする人も見受けられます。そんなに気になるんならお前ら最初から阪大行っとけよと小一時間(ry

でもまぁ統合されれば他人に大学のことを訊かれたときに説明が省けるというメリットがありますね。今までは「( ゜Д゜)外大?ハァ?どこそれ?」というリアクションが多くて説明がいちいち面倒くさかったりしたのですが、今後は「(´∀`)阪大か~」に変化するでしょう。

外大に入ってみて分かったのは単位が取りにくいこと。授業内容の復習当たり前、予習やってなかったら授業分からなくなる、と結構ハード。講師陣も学生陣も留学経験者が多いから授業の進め方がグローバルスタンダードになるのかもしれません。外大の先生が言うように「大阪外大は関西一よく勉強する異常な大学」でしょう。

統合に伴って阪大の設備が使えるようになるらしいです。バイクなら20分ぐらいで行けそうですけど171号線、混むよ。足のない学生さん向けにキャンパス間のシャトルバスも出るらしいです。乗らねー。

通学のコスト

2007年06月16日 | 大学




モノレールシリーズ。
今日は通学費用を考えてみます。普段はバイクなのであまり気にすることもありませんが、モノレールに乗って運賃を確認するたびにギョッとさせられるのでそれにまつわるお話です。

以前にも書いているようにモノレールで通学する場合は大日駅から乗車します。ここから外大最寄の彩都西駅までは、大阪モノレールが決定した運賃なんと480円。片道です。ロンドンの地下鉄よりマシですね。(褒め言葉ではない)

なので単純計算で往復960円。960円あれば1週間分の豚肉が買えます。960円あればバイクのタンクをレギュラーガソリンで満タンに出来ます。960円あれば文庫本が2冊買えます。960円あればスターバックスでグランデモカが2杯飲めます。

土日も通学することはないけど仮に1ヶ月まるまる乗車した場合、960円×30日=28,800円もかかってしまいます。28,800円もあれば家賃に上乗せしてもっとグレードの高い家に住めます。

もちろん30日とも切符を買って乗車する人はいませんね。普通は何回も乗車することが予想されれば通勤定期を購入します。同区間の通勤定期券代金18,720円。これは切符乗車の場合の65%です。しかし18,720円もあれば餃子の王将の酢豚定食が22回も食べられますよ。

通学定期券なら11,520円になります。これなら切符乗車の場合のわずか40%です。半額以下でお得感満載ですが、乗っても乗らなくても定額なので12日以下の利用なら切符で乗車した方が得です。

そこでPiTaPaの登場。関西の私鉄各社があみ出した後払い式のIC乗車券です。これを利用して乗車した場合、何も申告せずとも同区間の乗車が一定回数以上になれば自動的に割引をしてくれるサービスがあります。

11回以上(往復なら6日目から)の分は10%引き、31回以上(往復なら16日目から)の分は15%引きになります。なかなか良い制度ですけども試しに乗車回数を増やしてシミュレーションしてみると22日目で通勤定期券の金額を超えてしまいます。

それではということで今度は区間指定割引を利用します。これはあらかじめ乗車区間を指定しておくことで、どれだけ乗車してもその区間の定期券代以上の運賃の請求はされないというすばらしいシステムです。

乗車しなければ請求は来ないし、乗車しても定期券代以上の請求金額にはならないので、モノレールを頻繁に使う人も使わない人もどちらにもメリットのある制度です。





参考程度にバイクの場合は、ガソリン1Lで大学まで往復できるので1日あたり140円です。30日繰り返したとしても4,200円だけです。バイクマンセー。

通学時間計測

2007年06月15日 | 大学




モノレールシリーズ。
モノレールは彩都線延伸開業時に嬉しがって1回乗車したっきりこれまで世話になっていませんでした。実際のところドア トゥ ドアで外大まで何分かかるのか正確なデータがないのでいつか計測せねばと思っていた矢先、都合良く雨が降ってきたので昨日計測してきました。

まず自宅玄関からモノレールの大日駅までトコトコ歩いていきます。ルートはいろいろあれど、最短距離で行こうとしてもど真ん中に巨大施設が鎮座していたり幹線道路に歩道が分断されていたりと、必然的に迂回を要求される悪路です。大日駅プラットフォームまで心持ち早歩きで20分の距離でした。

モノレールに乗車。夕方でも乗客はそこそこいます。いつもはバイクで走っている中央環状線を上方から眺めるのも趣が違っていて妙な感じです。「あ、あんなところにユニクロがある」なんて発見もあります。

車窓からエキスポランドが見えます。先月にジェットコースターで起きた死亡事故をうけて現在は休業中です。その後に起きたペッパーランチのレイプ事件、農相自殺や年金関連での社会保険庁のウンコっぷりなどが明らかになるにつれ次第に報道されなくなり、そのうちあの事故も記憶から薄れていくのでしょう。

さて、万博記念公園駅で自分を含む多数の乗客が乗換えしました。同一ホームの反対側で彩都線が待っていてくれて、接続後1分もしないうちに発車してくれるので乗り換えは実に快適です。大日を発車して30分ほどで彩都西駅に到着です。

ここからはまた歩いて目的地の外大を目指します。彩都側から北門へと続く仮歩道はアスファルトで舗装されていますが、肝心の排水設備がないので路面に降った雨はダラダラ流れて歩行者の足下に襲いかかってきます。

外大に在籍する学生には女の子が多く、女の子はあまりゴツい靴を履かないので、すぐに靴の中に雨が滲みて気持ち悪い思いをするんじゃないかなと勝手に心配しています。本格的な舗装道路の早期完成が望まれます。





駅から北門まで10分、北門からA棟(外大の中枢)までは5分でした。なのでモノレールを利用した場合ドア トゥ ドアで約1時間です。バイクでは30分なので倍の時間がかかることになりますがこれでも短い方ですね。外大生は通学時間の長い子が多く片道2時間は普通らしいです。

それよりも統合に伴ってモノレール沿線に阪大のキャンパスが3つ存在することになり、モノレール関係者と阪大には強力なコネがあるんだろうか?とそっちの方が気になりました。