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(前回の続き)
朝から昼過ぎまで飛行機、高鐵と移動ばかりだったので、しばらくホテルで休んでました。台湾夜の観光スポットと言えば夜市ですが、ここ台南でやっている夜市は営業する曜日が決まっているところが多く、台北のように連日連夜やっているわけではないので事前のチェックが必要です。
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台南最大級の花園夜市にやってきました。花園夜市は木・土・日の営業で、特に日曜日の夜には台南の若い子たちが大挙して押し寄せます。台南駅からは2km程の距離なので歩いて行けないことはないですが、暑かったのでタクシーを利用しました。
台南のタクシーは初乗り80元(=240円)で以降5元ずつ加算。花園夜市までは台南站からなら100元あれば着きます。帰りは夜市の敷地の周りにタクシーがたむろしているのでつかまえるのは容易です。
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行ったのがちょうど日曜日の夜だったので大量の台南市民で溢れ返っております。こんだけギチギチの夜市は初めてです。もうね、前に進めんのです。
人に揉まれまくっていると後ろから「先生、先生」と自分を呼ぶ声が。(「おニイさん」的な意味。台湾では見知らぬ男に対してこう呼びかけます。スペイン語でいうところの"Caballero!"と同義か)
振り返ると20歳ぐらいの台南市民が多謝台湾サンドイッチマンに反応してくれてるようで、「写真撮ってもいいですか」とのことでしたので撮影していただきました。なんか照れくさいです。
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気を取り直して夜市を紹介しますね。これは台湾風寿司アラカルト屋台。1カン10元(=30円)ぐらいなので100円の回転寿司より安いです。これと似た点心アラカルト屋台もあって、蒸籠に焼売や餃子などが入っていて好きなものを注文できるシステムでした。
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銅鑼焼屋。屋台でどら焼きというのは日本ではなかなかお目にかかることがない組み合わせです。馴染みがあるのはせいぜいベビーカステラくらいのもんです。
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焼肉屋さん。これは牛肉のステーキを売ってる店で、欲しい量を量り売りするシステムです。
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注文したら店員さんが肉を計量してから食べやすいように5mm程度の薄切りにしてくれます、この量は90元(=270円)。玉ねぎなどの薬味類をお好みでトッピングしたら、テイクアウトできるように包んでくれます。タレも小袋で用意してくれました。
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えー、どんどん台湾小吃を紹介していきます。続いては肉圓、35元(=105円)。何の粉かは不明ですがでんぷん質のプルンプルンした外皮の中に、肉や椎茸や筍の具が入った球状の物体にとろみのついた餡をかけた食べ物です。
これ好きですねぇ、実においしい。外側はプルプル、筍はサクサク、餡はトロトロ。100円やそこらでここまでの味を出せるとは台湾小吃の世界は奥が深いです。
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次は宜蘭葱餅、35元(=105円)。台湾小吃界ではピザのような葱油餅の方を比較的どこでもよく目にしますが、宜蘭葱餅はまるごとのネギを薄く伸ばした生地で包んで、グルグル巻きにしたのを油で揚げ焼きにしたものです。
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たぶん塩と胡椒しか味付けに使っていないと思いますが、なぜかこれがムチャクチャ旨くてその美味しさに絶句です。ネギの層の間にある辛み成分に熱が加わることによって旨味成分に変化するのか、とにかくおいしいのです!是非お試しあれ。
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大腸屋台、紅白各20元(=60円)。ソーセージのことを「大腸」とあられもない表現で表すみたいですね。赤いのは肉で白いのはもち米です。
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注文すると食べやすい大きさに切り分けてくれるのはこちらも同じ。
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敷地の隅っこの方から香ばしいいい匂いがするので寄ってみたら、移動式のパン屋さんが来ていました。
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シチリア風ガーリックトースト、25元(=75円)。ニンニクをかなりの量使っているようで、パンの中にまで味が染み込んでいました。だからといってオイリーでギトギトというわけでもなく、植物性油脂のせいか割とアッサリしていたので2個ペロッと食べてしまいました。
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葡式蛋塔(ポルトガル風エッグタルト)、20元(=60円)。初回の訪台以来台湾に来るたび毎回これを買っては食べています。あー、また食べたくなってきた。
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食べてばかりでは喉が渇くのでジューススタンドへ。台湾のジュース屋台は生のフルーツを使っていて、かつ注文ごとに作ってくれるのに安いのが魅力です。
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牛奶というのは牛乳のことで、西瓜はスイカ、木瓜はパパイヤ、緑豆沙は緑豆のお汁粉みたいなやつ、酪梨はアボカド、香蕉はバナナといった具合に、それぞれのフルーツジュースのミルクブレンドということです。漢字の名前とフルーツのイラストは対応していないので惑わされないようご注意を。
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西瓜牛奶(スイカミルク)、30元(=90円)。スイカに牛乳?ゲーッ!と思うなら是非飲んでいただきたい。意外とイケるのです。また容器はこのようにちゃんと密封してくれるのでこぼれず持ち帰りにも便利。
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生絞りなので西瓜のシャリシャリした繊維質が残っています。不思議なのは西瓜の種はどうやって取り除いているんでしょうなぁ?