社会人学生の遅れてきた学習意欲

実質的には、旅行フォトブログです

台湾中部紀行7日目 基隆―雨の街に行ったら晴れていた

2012年10月08日 | 2011台湾中部紀行




滞在地:台北(直轄市)→基隆(省轄市)





この日は特に何もすることを決めていなかったので、ぷらっと陽明山にでも行こうと台北車站のバス乗り場にきたものの、次のバスがしばらく来ないみたいだったので、行き先を急遽基隆に変更して火車站に入りました。





台北から基隆まで41元(=110円)。今回は切符を買っていますが、台北近郊の台鐵では国鉄なのに悠遊卡が使えます。





基隆までの各停電車が来ました。





車内は普通の台鉄の鈍行仕様です。扉上の電光掲示板に次の停車駅が表示されるので、漢字の読める日本人なら見知らぬ土地でも楽勝です。





40分ほどで基隆車站に着きました。山肌にHOLLYWOODみたいなKEELUNGの看板があります。ちなみにコレ、夜は光るそうです。





駅前の観光案内所で地図を見ると、そんなに大きな街でないことがわかります。案内所で地図と観光案内をもらっていざ出発。





基隆は港町なので駅前がいきなり港湾になってまして、こういうクルーザーが停泊してます。ちょっと前までは大阪から那覇経由で基隆にフェリーで来るということもできたのですが、残念ながら船会社の経営が芳しくなくなって今ではこの航路は存在しません。





巡視艇みたいな船も停泊していますね。本来、基隆は雨の街として知られており、やたらと雨の降るジトジトしたイメージが強かったのですが、この日は嘘みたいな晴天で写真がきれいに写ります。





港湾の東側には基隆市政府があります。この建物は基隆市役所として昭和七年(1932年)に竣工した戦前の建物です。基隆にはこれ以外にも日本時代に造られた建築物が比較的多く残っており、レトロ趣味の方にはたまらない街です。





市政府の前の道を東に歩くと公園入口の階段に出くわしました。階段+忠烈祠ということは、かつてはここも神社だったのでしょう。





どこの忠烈祠も大抵は神社を潰してその跡に取ってつけたように建てるので、自然の緑とビビッドな朱塗りの柱が融け合う事もなく互いに独立して存在し、なんとなく異様な雰囲気を醸し出しています。

(つづく)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿