社会人学生の遅れてきた学習意欲

実質的には、旅行フォトブログです

韓国釜山旅行3日目―韓国にジュノンボーイがいた

2011年05月15日 | 2011韓国釜山旅行




03/14 月曜日 韓国3日目
滞在地:釜山→大阪





ホテルをチェックアウトして朝ごはんを食べに南浦洞の섬진강というしじみスープ専門店にやってきました。





韓国めし第6弾の제첩국정식しじみスープ定食、₩7,000(=520円)。定食を頼むとこのように小鉢がズラーッと出されるのは韓国では当たり前のようです。看板メニューのしじみスープの味もさることながら、写真中央のサバの味噌煮が絶品です。

コチュジャンの色で辛そうに見えますが、辛さはそれほどでもなくパクパクいけます。とにかく野菜の量がハンパではないのでお腹いっぱいになります。韓国人の肌がキレイなのはコスメのせいではなく、野菜を大量に食べているからだとボクは思います。





食べるものを食べるとウンコがしたくなりますが、釜山では駅・地下街・百貨店などにこれでもかと言わんばかりにトイレが設置されているので、トイレに困ることはありませんでした。





おみやげを買いに国際市場へ。革ジャンや食器は荷物になるし、かといってお菓子もなぁ。少女時代のミュージックビデオは好きでよく見ますが、特に誰が好きという訳でもないので少女時代グッズもなぁ……





ブラブラ歩いていると携帯ショップに貼られたSAMSUNG Anycallの販促ポスターにビビッと来ました。気になったので「コレ誰?」と聞くと2PMという答え。韓国ウォッチャーとしてジェボム脱退の件で2PMの名前は知っていましたが、これが2PMなのですね。

無駄にやたらと脱ぎまくる「野獣系アイドル」の2PMですが、なぜか1人だけそこには似つかわしくないジュノンボーイみたいなカワイイ子がいます。少女時代もいいけど、このギャップにやられるな~。






2PM卓上カレンダー₩10,000(=740円)。
2PMクリアファイル₩8,000(=600円)。

買っちまいました。店のオバチャンは「東方神起が人気ですよ」と盛んに東方神起を推していましたが、「いや、2PMにしか興味がありません」の一点張りで2PMグッズGETです。

カレンダーには「당신을 사랑합니다(あなたを愛しています:たぶん合ってると思います)」と書いてありますが、これはこの卓上カレンダーのテンプレートみたいなもので、他に見せてもらったイビョンホンとかBIG BANGなんかのカレンダーも同じ仕様でした。






CDも買っておきました。各₩9,600(=710円)と₩8,000(=590円)。下はまだ7人で活動していた頃のミニアルバムです。





おみやげ最後の買い出しはやっぱり農協ハナロマートで。スーパーの業態で営業をしていますが、品定めしている横から店員のオバハンが「コレが売れてますよ」とか「コッチの方がお買い得ですよ」とかいろいろと指南してくる面白いスーパーです。





보리차麦茶30パック入り₩2,400(=180円)。トウモロコシ茶と間違って買ったこの麦茶が実においしいんです。麦の香ばしさが香り高く、水色が出過ぎるわけでもなく、ちょうどいい感じに出る麦茶です。裏書き見たら「原産地:中国」って書いてましたが。





きゅうり石鹸5個入り₩3,800(=280円)。きゅうり色かつきゅうり臭の石鹸です。





花より男子洗顔フォーム₩5,100(=380円)。天然由来の成分を使用しているみたいですね。匂いが強いものの使用感はそんなに悪くないです。





海鮮ダシダサンドゥレ250g₩3,450(=260円)。コレも買ってよかった優れものです。プレーンで食べると薄っぺらな味の辛ラーメンに、このダシダをスプーン1杯入れるとお店の味に早変わり!

全て紹介していると膨大な量になるので、残りはまた別の機会に紹介します。





リムジンバスで金海国際空港に来ました。ウラジオストク航空の出発便と重なったためかターミナルビル内はロシア人の団体旅行者で溢れ返っていました。





国際線ターミナルの3階には풍경마루プンギョンマルという韓国料理レストランがあるので、そこで韓国最後の食事をいただくことにしました。





韓国めし第7弾は삼계탕蔘鷄湯(サムゲタン)、₩13,000(=960円)。空港内のレストランということで専門店のようにいちいち作ってられないので、おそらくレトルトなんじゃないかと思います。





おいしいんですが中盤にさしかかる頃には単調な食感と塩味に飽きてくるこの料理。そんな時にはカクトゥギがちょうどいいアクセントになってくれます。





16:00発大阪関西行きBX122の機体です。





機体が遅れて到着したにもかかわらず乗客をチャッチャと乗り込ませて定刻発のエアプサン。サービス第一のプロ意識の表れか、それとも細かいことは気にしないケンチャナヨ精神か。前者であると信じたいです。





帰りの便でも行きの便と箱の色は違えど同内容物のランチボックスが提供されます。サンドイッチにヨーグルトにオレンジジュース、十分すぎるほど十分です。





17:30
関西空港着、2011年韓国釜山旅行これにて終了。

韓国釜山旅行2日目―男子、コスメ屋にハマる

2011年05月14日 | 2011韓国釜山旅行




(前回の続き)
テジカルビをたらふく食べて地下鉄の釜山駅に来ました。





釜山地下鉄の自動券売機はこのようなタッチパネル式で、言語モードとして「韓国語」「英語」「日本語」「中国語」が選べます。日本語を選択すると音声ガイドも日本語になります。





磁気きっぷ。日本のよりは幾分細長い形をしています。これを改札機に入れてバーをガリガリッと回して改札内に入場します。





車内はこんな感じ。みんなで寄ってたかってギチギチに座るのが韓国流。突然カートをひいたオッサンが乗り込んできて、早口かつ大声の口上でまくしたてるようにしゃべり、乗客に接着剤やらガムやらを売りつけて回るのを見ると、この国がまだまだ中進国であることを感じます。





韓国名物の林立する団地群をお楽しみください。





地下鉄は東莱駅あたりで地上に出て、しばらくすると温泉場駅に着きました。





温泉場駅は近郊のハイキングコースである金井山城への起点ともなっており、登山風の出で立ちをした中高年がたくさん歩き回っています。





韓国版スーパー銭湯の허심청(虚心庁)に来ました。スーパー銭湯とはいっても東莱温泉の天然温泉水を利用しているので実質的には温泉です。





受付でロッカーキーをもらい退出時に精算するシステムのようです。₩10,000(=740円)。温度の異なる温泉、打たせ湯、サウナ、露天風呂など一通りの施設がそろっております。浴槽の真横でアイスクリームやらジュースを売っているので、それを飲み食いしながら温泉につかるというのもよく見受けられました。

噂には聞いていましたが、韓国人包茎手術し過ぎです。もうね、小学生男子の小指ぐらいしかないチンコがプリッと剥けとるんです。もはや包茎手術は医学的にはほぼ何のメリットもないことが明らかになりつつあり、かつては手術をしまくっていた米国でも最近ではやらなくなってきているのに、韓国では徴兵時に備えて親が受けさせたりするんでしょうな。非常にアホらしい。





虚心庁から出たら夕方だったのでおやつを食べに원조할매곰탕(元祖ハルメコムタン)という店に入りました。





メニューです。곰탕(コムタン)と설렁탕(ソルロンタン)には韓牛が使われているようです。インフレのペースがすごく早いのか、このように値上げの跡が窺える店が多いです。





韓国めし第4弾の설렁탕(ソルロンタン)₩8,000(=600円)。





塩と味噌で好みの味付けにして、ニラやカクトゥギのトッピングをしていただきます。供されてすぐの状態でニンニクを入れると、食べ終わる頃には程よく熱が通っていてあまり辛くなくなります。ソルロンタンを大阪で食べると味の素丸出しの味で出す店が多いのに比べて、ここのはスッキリとした味わいでとてもおいしかったです。





おみやげの韓国コスメを買いに南浦洞の光復路にやってきました。





まずはSkin Foodから。食べられる食材をもとにした化粧品をコンセプトに製品開発を行っているブランドです。






覆盆子クリーム、₩14,900(=1,100円)。ちょっと高めの保湿クリームはオカン用。同じく覆盆子のパック₩2,000(=150円)も。





コスメ屋で買い物をするとこんな試供品をワサッともらえます。





続いてもう30代半ばとは思えないウォンビンの笑顔が眩しいThe Face Shop。








ゴールドキウィクリーム₩3,300(=240円)
マスカットクリーム₩3,300(=240円)
アーモンドクリーム₩6,500(=480円)
ハチミツ入りハンドクリーム₩4,400(=330円)

ゴールドキウィクリームは伸びがいいので少量でも全身をしっかりカバーできます。個々の値段が安いのでついついあれもこれもと買ってしまいますが、それでも安価なので全然大した額ではありません。





もらった試供品の中にBBクリームがありました。BBクリームとは何であるのかがイマイチよく分かっていなかったりしますが、とりあえず自分で試してみることはせずオカンにあげました。





南浦洞のコスメ屋通りには英国発祥で元祖コスメ屋のThe Body Shopも出店していますが、韓国資本のチープコスメに押され気味で店内は閑古鳥が鳴いています。永らくBody Shop製品を愛用してきたボクですが、韓国コスメの使用感が思っていた以上にいいのでもう乗り換えようと思います。





地下鉄チャガルチ駅前には農協がやってるハナロマートというスーパーがあります。ここでは各種食品からベタな韓国みやげまであらゆるものを取り扱っているのでとても便利です。






コチュジャン&サムジャンセットやごま油などを買いました。全てをいちいち紹介していると膨大な量になるので割愛させていただきます。





買い物で歩き疲れたので韓国めし第5弾、돌솥 비빔밥(石焼きビビンバ)を食べました、₩6,000(=440円)。





見た目にもきれいですね。石鍋がジゥジゥいっているのが食欲をそそります。





ボクは郷に入っては郷に従う派なので、ごはんと具材とコチュジャンがネチッネチッと音をたて渾然一体になるまで混ぜたくりました。そうするとアラ不思議、コッチの食べ方の方がおいしいような気がしてくるではありませんか。見た目は悪いけどね。





おまけ
朝に買ったポンテギの話。冷凍物未調味のポンテギをチャガルチ市場で間違って大量買いしてしまったんですけども、捨てるのももったいないのでマッコリのあてに食べてみました。

味は豆腐のような味ですね。メキシコのオアハカで買ったチャプリネス(イナゴ)に通じる味です。動物と植物の中間のような、あっさりしているけどコクのある味わいです。300体は食べたかな。決して味は悪くないですよ。





上から見ると、まぁ…虫ですよね……





裏返してみると虫度は大幅にアップします。虫というか怪獣のような風貌をたたえてこちらを睨んでいます。

韓国釜山旅行2日目―中華街がショボい理由

2011年05月10日 | 2011韓国釜山旅行




(前回の続き)
釜山タワーを降りてチャガルチにやってきました。ゲートには「부산의 명소 자갈치 시장(釜山の名所チャガルチ市場:たぶん合ってると思います)」と書いてあります。





道端でホヤが山積みにして売られています。比較的何でも口にするボクですがホヤは未だに食べたことがないので、味と食感ともに全く想像がつきません。





海産物の店の並びはこんな感じです。太刀魚がダラーンと垂れていたり、タコがおもむろに水槽から脱走したり、そのタコを引っ掴んで桶に放り込むオバハンがいたりで見ている分にも楽しめます。





噂に聞きしカイコの蛹ポンテギを売っていたので買いました。オバハンが大椀にポンテギを山盛りにしてビニール袋に入れ、サービスで小盛りを追加してくれました。たぶん1kg弱ぐらいあると思います。₩3,000(=220円)。

しかしこれは冷凍物、未調味。知りませんでした、やっちまいました。普通は屋台でグツグツ煮込んであるのを買うみたいですね。





チャガルチ市場のビルの裏手にはこのようなデッキがあり、釜山港をボーッと眺めることができます。









チャガルチから南浦洞にかけてのメインストリートである九徳路はいつも車でいっぱいです。





国際市場にやってきました。レザーを扱っている店がちらほら、本来は海苔などの食品を扱っていたであろうところが韓流グッズ屋に化けた店もちらほら。韓流には疎いのでみんな同じに見えて仕方ありません。

フラフラ歩いていたら邦人旅行者が犠牲になったカナダラ射撃場跡が突如現れました。射撃場と聞いていたので近郊の田舎にあるもんだと勝手に想像していましたが、こんな市街地のど真ん中にあるだなんて思いもよりませんでした。





釜山駅まで歩いてみれば道を挟んだ向かい側には上海門なる中華風建造物があります。韓国には中華街がない、とは聞いていましたが実際にはあるのですね。





実際に入ってみたら中華街とは名ばかり、わずかに漢字表記が散見されるもののロシア語と思われるキリル文字の方が断然目につきますし、何しろ中華街の規模がショボすぎます。

この理由について調べてみたら、韓国の独立以降に韓国政府が華僑に対しさまざまな差別的取り扱いを法令によって定め、急速な同化政策を進めたためチャイナタウンが発展しなかった、のだそうです。

「日帝の韓民族抹殺政策によってウリ民族の精気が失われたニダ!」と毎年春になると喧しく騒ぎ立てる韓国人ですが、自分が他の民族や文化を抹殺するのは全然問題ないと考えているようです。





中華街には華僑の学校があり、壁に三国志の武将の絵と略歴が掲げられていました。顔がみんな同じなのは愛嬌です。韓国人が三国志を読む場合はやっぱりハングルオンリーなんでしょうか。あんだけ大量の人名に漢字を使わないと混乱して読めないと思うんですが。





釜山駅近くの草梁洞テジカルビストリートに来ました。釜山は豚肉のカルビの돼지갈비(テジカルビ)が名物だそうで、そのテジカルビを扱う店が集結しているのがこの界隈なんだそうです。





入ったのは은하갈비(銀河カルビ:たぶん合ってると思います)。オバハンが窓の隙間から顔を覗かせていたので入ってみました。





テジカルビ2人前+コーラ=₩15,000(=1,100円)。韓国の焼肉屋では焼き始めから食べごろになるまでの一切を店のオバハンが手際よくやってくれるのでとても楽です。





アルミホイルを二つ折りにして肉を上手にひっくり返し、タレとよくなじんだところでオバハンからOKが出たので食します。





「お兄さんイケメンねぇ」などと社交辞令を交えながら(こういう自分に都合のいいことだけは韓国語でも理解できるのです)オバハンが教えてくれた食べ方は、このようにチシャに何でもかんでものっけて包んでいただく韓国式のオーソドックスな食べ方。日本では生ニンニクを食べないようにしていますが、ここは韓国なので遠慮なく食べてみました、ウマー。

(つづく)

韓国釜山旅行2日目―塔と港と日帝残滓と

2011年04月24日 | 2011韓国釜山旅行




03/13 日曜日 韓国2日目
滞在地:釜山

7:00起床。滞在先の東横インは日本と同じく朝食無料サービスがあるのですが、せっかく韓国に来ているので朝から韓国めしを食べに専門店まで出かけることにします。





地下鉄南浦洞駅をちょっと山手に入ったところにある、アワビのお粥専門店の濟州家제주가です。看板表示が漢字なのでハングルが読めなくても絶対に見つかります。





韓国の飲食店はこのようにメニューを店内に掲示してくれているので助かります。この店はメニューの日本語併記からも分かるように、日本人が大挙してやってきています。自分が行った時は福岡人が多いみたいでした。

朝の9時前だというのに店内満員。店員は大わらわです。日本人客が多すぎるからか店員の接客は非常に丁寧です。





韓国めし第2食目はアワビのお粥전복죽₩10,000(=740円)。例によってキムチや海苔が無料で提供されます。店内には「当店のキムチは国産の白菜を使っています」との表示がありました。去年の猛暑によるキムチ危機は記憶に新しいところです。





アワビの肝をベースにしたスープで煮たお粥は見た目ほど濃くなく、しかしながらちゃんと磯の風味が生かされていて絶品です。量はそこそこありますが食欲のない朝でも余裕で食べられます。





満腹感を抱えながらふらつき歩いていると何やら階段があります。真ん中にはエスカレーターが、そして全体を屋根が覆っています。





登ってみるとそこは龍頭山公園용두산공원でした。ここは釜山有数のビュースポットだそうです。以前この一帯は日本人居留民の倭館があり、龍頭山公園には龍頭山神社があったんだそうです。





朝鮮水軍の李舜臣像があります。豊臣秀吉の朝鮮出兵時に日本軍の補給のための輸送船襲撃に成功する以外はあまりパッとしない戦績なのですが、かの国の救国の英雄として扱われています。

同僚の讒言や死刑宣告など朝鮮人同士の内輪もめでゴタゴタした挙げ句、慶長の役の露梁海戦で他の将兵ともども戦死するという最期を遂げており、韓国で信じられているような歴戦の猛者ではないのが実情です。彼を称揚せざるを得ないほどその他の面々があまりに味噌っカスばかりなんでしょうか。





ドデカい鐘を吊るした鐘閣がありました。1996年に釜山市民の寄付によって建立されたそうです。ですので鐘はまだまだ新しくテカテカ光っています。





公園奥には釜山タワーがあるので上ってみることにします。





展望台入場券₩4,000(=300円)。展望台にはエレベーターであっという間に着きます。





上から見た龍頭山公園。タワー自体の高さは120mなのですが龍頭山の海抜が69mあるので、展望台は海抜189mにもなるそうです。タワーのショボさとは対照的に見晴らしは素晴らしいものがあります。





チャガルチ方面の釜山港です。例の歌のせいでボクの釜山港のイメージは湿っぽくて陰気臭いものでしたが、こうして見ると活気があってなかなかいいもんです。





南東の影島方面です。





北側の中央洞、釜山駅方面です。





西にはアーケードの設けられた国際市場があります。アーケードのあるなしにかかわらず、このあたり一帯には飲食店や雑貨屋などのいろんな店があるので歩いていると面白いです。





ロッテ百貨店とその手前の釜山デパートです。韓国ではロッテは超一流企業というか大財閥を形成していて、泣く子も黙るブランド力なのだそうです。ちなみにロッテの漢字表記は「楽天」ですのでロッテ百貨店は「楽天百貨店」になります。





関釜フェリーとPanStar Cruiseが停泊しています。関釜フェリーはその名の通り下関と釜山を、PanStarは大阪と釜山を連絡しています。時間があれば大阪から船で来てみたいなぁ。





これは日本統治時代に作られた気象台で今も現役だそうです。こういうものは「日帝残滓を撤去しないのは反民族的行為ニダ、癇癪起こる!<#`Д´>」とは言わないのですね。

(つづく)

韓国釜山旅行1日目―エアプサンは格安航空会社か

2011年04月18日 | 2011韓国釜山旅行




03/12 土曜日 韓国1日目
滞在地:大阪→釜山
(このレポートでの通貨換算レート¥100=₩1,350)

「反日の韓国になんか死んでも行くか!」とつい先日まで本気で思っていたにもかかわらず、たまたま安い航空券があったのでちょっくら釜山まで行ってきました。(安い航空券を検索して旅行計画を立てるのがボクのささやかな趣味なのです)

エアプサンの大阪-釜山往復航空券が、運賃14,900円、燃油サーチャージが2,000円、空港施設使用料等の税金が4,400円の計21,300円で発券可能というのだから恐れ入ります。東京往復より安価です!しかもこれが出発3日前の発券でこの価格ですから余計にビックリです。

出発前日に件の大震災が発生し旅行どころではない状況でしたが、こちら大阪でも震度3ほどの揺れを感知し津波注意報が発令されていたものの、鉄道や空港などのインフラはほぼ通常通りに機能していたので無事出かけることができました。





今回も地元の南海電鉄を応援するため、ラピートに乗っての空港行きにしました。大阪人は関西空港に関して伊丹と比較して「遠い」だの「高い」だの言いますが、成田空港の僻地さ加減に比べれば全然マシだと思うんですがいかがでしょうか。





釜山行きの出発ゲートではみんながテレビに映る官房長官の会見に釘付けになっていました。





釜山行きエアプサンBX121の機体です。ボーイング737-400型ですのでシートは普通のエコノミーかそれよりちょっとマシなくらいの余裕があります。





格安航空会社なのに新聞・機内誌や免税品販売など一通りの航空会社のサービスは整っています。機内誌によれば釜山を拠点に台北・香港・威海・セブ島に就航しているようです。





沖縄よりも近いわずか80分程度のフライトなのにランチボックスを出してくれます。なぜか無料です。この後にも飲み物のサービスがあり、超短時間のフライトの割に機内サービスが濃いです。エアプサン、なかなか侮れませんよ。





19:40
釜山金海国際空港に着きました。機体からはタラップで降りてバスでターミナルビルに向かいました。到着ゲートにATMがあったのでキャッシングすることにします。





ドーン!₩400,000(=30,000円)をキャッシングしたらこんなことになりました。財布がパンパンになります。

空港バスに乗って運転手のオッサンにホテルの名前を言ったら、ホテルの近くに来た時点で「あそこのブルーの電飾の看板がホテルやで」と親切に教えてくれました。





お宿は東横イン釜山中央洞(現在は「釜山駅2」という素っ気ない名前に変わっているみたい)です。東横インは既に海外進出を果たしていまして、海外の店舗の半数がここ釜山にあります。日本語でOKというのがなにより安心です。





居室は国内と同じ作りで一通りのものは揃っているので不便はありません。おなじみの聖書やらスピリチュアル系の本もありますよ。

ホテルに着いた時点で既に22時前になっていたので、何か韓国めしを食べようと繁華街の南浦洞にやってきましたが、飲食店や屋台はもう店じまいを始めつつあり、どうしよっかな~と彷徨い歩いていたら……





원조밀양돼지국밥(元祖密陽テジクッパ)、24時間営業のテジクッパ屋が開いていました。密陽というのは慶尚南道の地名です。韓国の飲食店はやたらと「元祖」を名乗りたがるので何がなんやらわかりません。テジクッパはいまや釜山の名物料理になっています。





テジクッパ₩6,500(=480円)。オバチャンが説明してくれるのですが、何を言われているのか分かりません。業を煮やしたオバチャンが手取り足取り教えてくれたテジクッパを食す作法とはこうです。





まずアミエビの塩辛を入れて塩味を調節する。ごはんと麺を入れてキムチなどをお好みでトッピングする。付け合わせの青唐辛子と玉ねぎはお味噌をつけてそのままいただく、という感じだそうです。

間違って玉ねぎもテジクッパの中に入れてしまったらオバチャンが「違う違う」と玉ねぎのお替わりを持ってきてくれました。





韓国第1食目のテジクッパに大満足でホテルに凱旋を果たすと、玄関横にセブンイレブンがありました。韓国のコンビニに初潜入です。





マッコリ4合瓶₩1,500(=110円)。いくら本場とはいえ安すぎやしませんか。アルコール度数が低いのでグビグビいけちゃいます。





シッケ₩800(=60円)。関西でお馴染みのひやしあめに似た味わいのドリンクです。悪くはないです。





海苔₩1,200(=90円)。大きめのカット海苔でしたがそれでもこんな値段です。円高の今だからこそ韓国!