やはり予想通り仕事を始めてみると、ブログの更新などしている暇も作れなくなりました。途中で投げ出すのはイヤなのでぼちぼちと更新させてもらいますが、今までのような有閑学生ではなくなったので頻度は落ちるでしょうなぁ。
さて、本日のブログ。
いつものように学校からバイクでの帰り道、信号が青に変わって発進しようとアクセルを回してもエンジンが音を立てるだけで前へ進みません。ギアが入ってないんだなとギアをガチャガチャやってみますが無駄。
車列の先頭、しかも右側車線だったので「何をやっとるねん、あのバイクは?!」といらついた後ろの車が脇を走り去っていくとだんだん焦ってきます。隣車線の車の人がこちらの異変に気付いて道を空けてくれたのでなんとか路肩に避難することが出来ました。
原因を探るべく足回りを見ればチェーンが外れてしまっています。そら動かんわな。家までの道のりはあと6km、時刻は夜の9時半。どう考えてもバイク屋の営業時間は終わっている時間です。
さてどうしたものかと歩道側に目をやれば、なんと都合のいいことにそこはバイク屋さん。しかも灯りが点いています。机でレジ〆をやっているオッチャンがこちらに気付いてくれました、ラッキー。
かくかくしかじか現状説明をして修理してもらいました。今年の2月にバイクの一ヶ月点検をしてもらってからメンテナンスをしてなかったのでチェーンが伸びきっていたようです。オッチャンは手際よくものの5分で修理をしてくれました。
「走行中にチェーンが外れたら大事故になる恐れがあるので、メンテナンスはこまめにね」とはオッチャンの言。確かにバイクを買ったバイク屋もKSR110のチェーンは伸び易いですって言ってたわ。
夜遅くに手を汚させてしまったお詫びと、チェーン外れを起こしたまさにそこでお店を営業してくれてたことへの感謝の気持ちを込めてお釣りは結構ですと言ったのですが、職人気質のオッチャンは気持ちだけ受け取りますとお釣りはちゃんと用意してくれ、おまけにバイクを道に運んで帰途に就きやすいようにしてくれました。
チェーン外れに見舞われながらも事故・怪我無し、現場の前がバイク屋、遅い時間に修理してくれた、オッチャンがいい人…などなど。「オレはまだまだ死ぬことを許されていない特別な存在なのだ、ワッハッハ」と慢心してしまいそうになるほどラッキーな今日でした。