社会人学生の遅れてきた学習意欲

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海運都市紀行1日目 釜山―伝統の大量おかずに怯む

2011年05月18日 | 2011海運都市紀行




04/30 土曜日
滞在地:大阪→釜山
(このレポートでの通貨換算レート¥100=₩1,300)





さすがにラピートでの関西空港行きにも飽きてきたので、今回は趣向を変えてなんばOCATからリムジンバスで行くことにしました。片道1,000円、往復なら1,800円でなんば-関西空港間を移動できます。

道路事情に左右されるというデメリットはありますが、電車と違って確実に座席がありますし、大型の荷物は荷物入れに預かってもらえるので乗車中は気楽でよいです。また、旅客ターミナルビルの4階出発ロビーに到着し、空港からは1階到着ロビー前から出発するのも移動が少なくて済むのでGoodです。





なんば-関西空港間は小型のバスなので、定員は30人弱ぐらいのこじんまりした車体です。同区間はJRと南海と競合しているので、バスでなくとも空港へは行けますが、敢えてバスを選択するのは……





バスは景色がいいんです。なんばからは少し大回りで阪神高速の湾岸線をグルッと走って行くので、大阪のベイエリアを左右に見渡すことができるのです。さらに、電車は空港連絡橋の下を通るので橋脚が視界に入ってきますが、バスは連絡橋の2階部分の道路を走るので、視界を遮るものがないというメリットもあります。





ゴールデンウィークにもかかわらず、空港には人があまり多くありませんでした。今回も同じBX121釜山行き、機体遅れで出発が30分遅れました。

前回同様のランチボックスが出ましたが、今回は箱タイプではなくお盆に載せて提供されました。箱よりは機内食感が出ますね。





19:40
釜山金海国際空港に着きました。雨が降っております。





リムジンバスで釜山駅に行き、ホテルにチェックインして荷物を置いて、地下鉄に乗り込んでチャガルチにやってきました。チャガルチ駅から北に向かってしばらく歩くと、豚足屋がズラッと立ち並ぶ通称「豚足通り」と呼ばれるエリアがあります。看板に書かれている족발というのが豚足のことです。





どこの店も豚足屋なのでメニューはほぼ同じです。どこに入ろうかと思案していたら中から店員が「おいで」と言ってくれたので、かの有名な부산족발釜山チョッパルに入りました。





注文したのはオーソドックスな족발チョッパル(豚足)小、₩25,000(=1,920円)。韓国は焼肉の類を一人で食す習慣がないので、サイズ小と言えども2~3人前はあります。

チョッパルを注文するだけでテーブルの上に所狭しと広げられるバンチャン各種。イカのサラダにチャプチェにポテトサラダに……これだけ目の前に並べられるとそれだけで満腹になりそうです。

何につけるのか分かりませんが醤油とわさびも持ってきてくれてます。余談ですが、韓国で出されるわさびは食欲の失せるエメラルドグリーン色をしています。





さらにスープまで!左はじゃがいものスープ、カムジャタンではないので감자국カムジャクッとでもいうのかな?右は豆もやしのスープです。





メインのチョッパルは注文が通るたびにチョッパル職人たちが豚足から可食部のみを包丁で切り落とし、さらにそれを食べやすく3mm程度の薄切りにしてくれます。ですので骨に煩わされずに箸で摘めばそのまま全部いただけます。

赤身の肉と白い脂身と皮部分のプリプリが絶妙に調和していて、全くと言っていいほどしつこさはありません。これはあらかじめ豚足を茹でて処理してくれてあるのでハム感覚でガツガツ食べられるのだと思います。

もったいないので全部食べたのですが量が多すぎます。韓国の肉料理屋は一人で行っても拒否されませんが、注文する量が必然的に2人前超になってしまうので、小食の方はスンドゥブやテジクッパなどの一人で食べられる汁物に行かれる方が良いでしょう。


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