社会人学生の遅れてきた学習意欲

実質的には、旅行フォトブログです

広東反日紀行1日目 広州―食は広州に在りはホンマ

2013年09月02日 | 2012広東反日紀行




(前回の続き)
前回からものすごく期間が空いてしまいましたがなんとか生きています。旅行自体はバカスカ行っているのにブログに反映するのが面倒くさくなってしまって……

懲りずに続きを書きますね。広州のホテルに着いたまでが前回のお話。しばらく休憩してから街の大型書店の広州購書中心へ行きます。





広州市の地図、6元。ガイド本の地図は繁華街のエリアしか詳細な地図がなくて困るので、自分で街歩きをするには地図の調達は必須です。地図の出版のスピードが街の発展の速さに追っ付かずに昔の情報のまんまということもよくありますが。





地下鉄に乗って人民公園へ。特に何が有るというわけでもない公園です。チャイナの公園は敷地面積が広くよく整備されていますが、それにも増してものすごい数の人民が歌ったり踊ったり走ったりしているので、人口密度は日本の公園に比べて桁違いに高く全く落ち着きません。





広州市の繁華街の北京路です。ここがおそらく広州のオシャレストリートなんでしょう。アパレル関係の店とファストフード店が目立ちます。





その通りの脇に明代の路面の遺構がアクリルボードに覆われて展示してあります。チャイナの歴史において古代の中心地は華北がメインだったので、あまりこの辺はパッとしない地域でしたが、唐代に入った頃より海上交通の要衝として栄えてきたようです。





日も暮れてきたので適当に街の料理屋さんへ。





石鍋排骨煲仔飯、13元。横手急須みたいな小さい土鍋に米を入れて炊いてくれます。注文を受けてから炊き上げるので時間はかかります。その分米が香ばしくて美味しいです。チャイナの米は大概バサついていてまずいのですが、コレはおいしかったなぁ。





牛肉湯、9.5元。塩気が程よくたまらんです。衛生状態に信頼は置けませんが、広州の店は美味しいです。

広東反日紀行1日目 広州―判でついたように同じ地下鉄

2013年01月06日 | 2012広東反日紀行




2012/09/15 土曜日
滞在地:大阪→広州(広東省)

なかなか書き終わらなかった2011年の台湾旅行記を書き終えたので、次の旅行記に移ります。2011年8月の台湾の次は11月に満洲、2012年2月にマレーシア、6月に台湾、とあちこち行ってるのですが、反日暴動が激烈を極めた2012年9月の広東地方の旅行記を先にアップすることにします。

事の発端は中華料理を語る上でよく言われる「食在廣州」というのが本当かどうか確かめるべく広東省に行くことにしただけです。しかしながら旅程が迫るにつれて2010年の工作船アタックに始まる尖閣諸島をめぐるゴタゴタが、中共の領海侵犯→東京都の募金呼びかけ→中共の息のかかった工作員の不法上陸→日本政府が国有化、と自体はドンドン面倒臭いことになり、ちょうど中共全土でデモが呼びかけられるピーク時に旅程が重なってしまったのでした。





中国南方航空CZ394広州行き。待合室のテレビではニュースキャスターが「反日デモが~云々」と伝えており、広州行きの乗客は食い入るようにそれを眺めていました。





離陸して1時間もしないうちに機内食が出ました。前年に乗った同社の大連行きの機内食よりも全体的にクオリティーが上がっていたように感じました。大陸の航空会社の機内食にしてはちゃんとしたものでした。





3時間半ほどで広州白雲国際空港に着きました。最近こしらえたような新しいターミナルビルです。





空港まで地下鉄が通っており、市内へはこれ1本で行けるので非常に便利です。しかし、その券売機がウンコで、紙幣は5元と10元、硬貨は1元しか受け付けません。何回1元紙幣を入れても吐き出されます。高額紙幣しかない場合は結局窓口でチケットを買うことになります。

自販機を設置するのも要は見てくれだけ整えるアピールにしか過ぎないことが理解できます。世界的にはこういうウンコ自販機の方が圧倒的に多いので、チャイナが特別劣っているわけではないと思いますが、最近設置したのがこのレベルだとガッカリです。

広州市民はさぞや面倒臭い思いをしているかと思いきや、実は嶺南通という非接触のプリペイドカードが普及しているのでそんなに困っていなかったりします。





チャイナの地下鉄ってどうしてこうも画一的なんでしょうな。どこの都市でもだいたいこんな感じ。都市が違えば運営主体は変わるはずなのに、コレ。1社が全都市の地下鉄建設をパッケージで請け負ってるのかな。





社内の扉上には行先、走行経路、現在地が点灯するようになっているのでこれは便利。





ホテルの最寄駅に着きました。チェックインしてしばし休憩。

(つづく)