社会人学生の遅れてきた学習意欲

実質的には、旅行フォトブログです

台湾中部紀行2日目 日月潭―もやもやした太陽とカエルの塔

2012年01月24日 | 2011台湾中部紀行




(前回の続き)
大竹湖歩道の野犬を電動自転車で振り切って逃げたのが前回までの話。日月潭をさらに時計回りに回ります。





水蛙頭歩道の入口に着きました。こちらは大竹湖歩道に比べると湖のほとりまでは距離があります。





歩道はこのように木で舗装されています。日月潭は雨が多いので歩道がヌメっていて多少危険です。





湖までは2,3分の距離です。





歩道の先はウッドデッキになっているので日月潭がぐるっと見渡せて壮観です。観光スポットなのに人がおらず贅沢な気分になります。





デッキから横を眺めると碧色の湖水に囲まれていることがわかります。





ウッドデッキの先端は円形になっていて、内側はこんな感じになっています





日没には少し早いですが夕日に照らされる穏やかな湖面の動画です。





水蛙頭歩道の名前のもとになったカエルがいます。しかも数段重ねで同じ方向を向いています。





5段重ねのカエルの像です。歩道入り口の立て看板にあった水が引いた時の写真を見れば、カエルは7段重ねだったので水面下にまだ2匹のカエルが潜んでいることになります。





全体的に靄がかりがちなエリアなのでどんな写真をとっても幻想的な仕上がりになります。

(つづく)

台湾中部紀行2日目 日月潭―餓えた野犬に襲われて逃げる

2012年01月04日 | 2011台湾中部紀行




(前回の続き)
日月潭の水社バスターミナルに着いたのが前回までの話。日月潭に来るのは2度目ですが、今回は幸い天気にも恵まれゆっくりと観光ができそうです。





バスターミナルからすぐの所から日月潭を臨んだ写真。日月潭の特徴は何と言ってもエメラルドグリーン色の湖水です。





さて、今回はツアーでもなんでもないので自分で移動する必要があります。水社エリアにはレンタサイクル屋が複数営業していて、その中にはこのような電動自転車屋も営業しています。

日月潭の周囲はアップダウンのある道になっているので体力に自信のある方以外は電動自転車をお勧めします。電動自転車を借りるにあたってパスポートや免許証の提示を求められましたが、あいにくどちらも持ち合わせていなかったもののデポジットを1,000元預けることで借りることが出来ました。





まずは湖を右回りに走ると5分ほどで文武廟に着きます。





巨大狛犬が出迎えてくれます。





正殿がこちら。たまたま観光客が少ないタイミングに遭遇したせいか比較的ゆっくりと見てまわることが出来ました。各ステージの神前で線香をあげ旅の安全祈願をしました。





文武廟の本殿を奥に進んで建物の上に登ると屋根越しに日月潭が拝めます。





次に文武廟から少し東に行ったところに無料の孔雀園があります。小雨がぱらついていたので孔雀たちはカゴの中に入れられていました。





羽を広げなくてもいかにも孔雀な文様が見て取れます。





孔雀以外の鳥も飼育されていて、これは台湾の国鳥のヤマムスメ(アオカササギ:台湾藍鵲)です。わざわざ近くに来てくれているのはサービスではなくて、威嚇されているだけです。「攻撃するので手を入れないでください」との貼り紙もあったので筋金入りでしょう。台湾人の人懐っこさとは対照的な鳥です。





日月潭沿いに右回りに電動自転車を走らせると大竹湖歩道の入り口に着きました。駐車場に自転車を止めて水際までは徒歩で向かいます。





と、どこから現れたのか野良犬が物欲しげに回りをウロチョロとし始めました。首輪を付けられているので元は飼い犬だったのだと思います。





歩道の先の展望台からは湖が見えますが、特になんという事もありません。写真をとって駐車場に戻ろうとすると、こちらをガン見した例の野良犬がグルルルゥ~と唸っているではありませんか。

お菓子の類は生憎持ち合わせていなかったので無視して駐車場へとスタスタ歩いて行くと、野良犬は唸りながら助走をつけこちらの足元を噛んできました。野良犬もその辺の加減は知っているようで、本格的に噛めば保健所から殺処分されるのでせいぜい甘噛みなのですが、物乞いのくせに何度も足元に襲いかかってくるのに腹が立ちます。

最終的に電動自転車でブロロロローと逃げていくと、しばらくはワンワン吠えながら追跡してきましたが、50mほどで諦めたらしくまた元の場所へと帰って行きましたとさ。

(つづく)