社会人学生の遅れてきた学習意欲

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メルコスール12日目―大地鳴動に気づかず

2010年07月20日 | 2010南米旅行




02/28 日曜日 メルコスール12日目(アルゼンチン)
滞在地:ブエノスアイレス(アルゼンチン)

6:00
バスの中で起床。窓の外にはひたすら茫漠たるパンパが広がっています。これといったランドマークもなく草原が延々続きます。





8:40
ブエノスアイレスのレティロ地区にあるバスターミナルに着きました。知人がこのバスターミナル裏手で強盗に遭ったことを聞いていたのでそそくさと退散します。





明日ウルグアイのモンテビデオに行くつもりをしているので、Buquebus社のターミナルにやってきました。Buquebusはその名の通りbuque(船)とbus(バス)を取り扱っている会社のことで、アルゼンチンからウルグアイに向かう場合、陸路では遠回りになるので、普通はBuquebusを利用して船で行くことが多いようです。

ブエノスアイレスからモンテビデオに行くには、ブエノスアイレスから船でラプラタ川を横断し、対岸の都市であるコロニアデルサクラメントに着いてから、バスに乗り換えて陸路でモンテビデオまで行く方法と、直接モンテビデオまで船で行く方法とがあります。便数が多いのは船+バス併用型です。





半日近く夜行バスに揺られてブエノスアイレスに到着して疲れているので、ホテルでちょっと横になって休むことにしました。テレビを見ていると隣国チリで大地震が起こっているようで、その地震特番をやっていました。死者の数が時間の経過とともにどんどん増えていきます。





ミシェル・バチェレ大統領(当時)がテレビで治安の回復等を国民に訴えかけていました。この地震は大統領の任期切れまであと10日という政権最末期に発生したために、おそらくはその処置のほとんどを次期大統領が担うことになるでしょう。次期大統領が「前政権が~、バチェレが~、国民が聞く耳を持たなくなった~、アーアー聞こえない~」と責任転嫁せず対処してくれていることを祈りたいと思います。









しばらく休憩してシャワーを浴び、ブエノスアイレス市街の散策に出ました。写真は9 de Julio大通りにあるオベリスクです。67mの高さがあるので街歩きの目印としてはもってこいです。しかしながらブエノスアイレスは東西南北に碁盤目状に道路が整備されているので、ランドマークなどなくてもよほどの方向音痴でない限り迷うことはないと思われます。





オベリスクの下の方にローマ数字で書いてある年号"MDCCCLXXX"は西暦1,880年のことで、この年にブエノスアイレスは正式にアルゼンチンの首都となったのです。





お腹が空いたのでレストランに入りました。





ミラノ風カツレツ、ARS 25(=625円)。やたらとデカいのはこの国のお国柄によるものです。アルゼンチンは何を隠そう一人当たり年間牛肉消費量が52.1kgで世界一!これは世界平均の5倍以上の数字です。ちなみに日本の一人当たり年間牛肉消費量は6.5kgで第86位です。





街中を歩いていると今まで回ってきた南米諸国とは違った印象を受けます。ブエノスアイレスは「南米のパリ」と呼ばれているそうで、これを見ればなるほどな~と思います。(パリ行ったことないけど)





日曜日はドレゴ広場で骨董品市をやっているというのでやってきました。切手やナンバープレートやビンテージものの食器などの屋台が所狭しと出店しています。





ローカルニュースの取材らしきインタビュアーと出店者。

この日はバス移動で疲れているのと日曜日ということでさっさとホテルに戻ってすぐ寝ました。

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