社会人学生の遅れてきた学習意欲

実質的には、旅行フォトブログです

台湾中部紀行3日目 彰化―食べ過ぎは食への情念を目減りさせる

2012年04月30日 | 2011台湾中部紀行




(前回の続き)
彰化の駅から歩いて八卦山に登って人工の滝で休憩したまでが前回までの話。クソ暑いのを我慢して頂上まで歩いて行くと、お目当ての大仏像が鎮座なさっておりました。





台湾交通部観光局サイトによればこちらの大仏像は21.6メートルの高さだそうです。1961年に完成したそうなのでまだまだピチピチの大仏像です。





油でもかぶったかのようにテカテカ光っています。像は暗褐色のためこんな炎天下に野ざらしだと、たいそう暑かろうと気の毒に思えてきます。





日月潭の文武廟でも見たようなコミカルな表情の狛犬もいます。





大仏像の正面には彰化の町が一望できるデッキが整備されております。風は抜けるんだけど、まぁ暑いこと。





台鉄彰化駅方面はこんな感じ。





ちょっと拡大。真ん中やや下あたりが彰化駅正面入口です。「彰化車站」の表示の下には気温37℃を示す電光掲示板です。





見ていただければわかるように彰化はただの地方都市ですね。





さて、大仏以外特にこれといったものもないこの町ですが、今や台湾全土の夜市で食されている肉圓の発祥はここ彰化だと言われております。人によっては台南が発祥だとかいろいろ説はありますが、肉圓が彰化名物として認識されているのは事実のようです。ですので駅前にある彰化肉圓というお店に入って本場の肉圓を賞味することとしました。





肉圓、30元(=80円)。ムニムニのでんぷん質の衣の中に肉やら卵やらタケノコやらが入っており、ニンニク風味のタレがかかってます。名物と聞いていたけれどそんなでもないような気がします。朝からホテルで魯肉飯をドカ喰いしたせいで、それほど空腹でもなかったことが大きいと思います。

「台南の夜市で食べた肉圓の方が美味しかったなぁ」などとテレビ見ながらムニムニの衣をむしゃむしゃ食っていると、店の小姐がタケノコのスープをタダで付けてくれました。謝謝小姐!

(つづく)