社会人学生の遅れてきた学習意欲

実質的には、旅行フォトブログです

上海新天地

2009年05月24日 | 日常生活


日本橋にある上海新天地に行ってきました。ボクは勝手に中華ランドと呼んでいますがここは中華食材・中華レストラン・中国書籍・漢方マッサージ・中国関連アイテムなどが一堂に会するたぶん日本最大級の中華ショッピングモールです。もう神戸の南京町に行く必要を感じないくらいの充実ぶりです。おそらく中国語学科の学生はここのお世話になっていると思われます。

ここの3階に中華食材のスーパーがあり、野菜・肉・各種調味料・お茶・アルコール・お菓子・冷凍食品・缶詰・中華惣菜類などなど、とにかく何でも揃っているので見ているだけでもチャイナな気分を味わえます。

いつ来てもギョッと思うのは生きたままの食用カエルやスッポンが普通に陳列してあり、また加工済みの肉の中にもウサギ肉や豚の肝臓などがデーンと置いてあってどういう調理法をするのか興味は尽きません。





干し肉とトウチと花椒の辣油漬け、350円。味に深みは全く感じませんが炒め物やラーメンに入れると味が中華風になるので重宝します。





皮蛋5個入り、280円。皮蛋は保存がきくのでまとめ買いしても大丈夫です。これからの暑い季節は冷や奴に皮蛋とネギと生姜をのっけて辣油と醤油をかけた皮蛋豆腐でしょう。





陳年紹興酒5年もの、819円。ラインナップには3年もの、5年もの、8年ものがありましたが、普段から紹興酒を飲む習慣がなく味の違いが分からないので真ん中の5年ものにしました。まぁそもそも中国食材の表書きなんて全く信用していませんから何年ものでも同じですが。お味の方は誰かの言っていたことをそのまま引用させてもらいますと、塩気のない醤油みたいな味でした。この表現素晴らしいなぁ。別に不味くはないんですが。





インスタント春雨、各75円。「マゼマゼするとおいしいよ!」みたいなことが書いてありますが、中国産インスタント麺がおしなべて雑な味なのは食品を撹拌することによって改善するものではないと思います。





プーアル茶、1,000円/300g。これは近所のお茶屋さんで買いました。というのも上海新天地に置いているお茶は100gで1,000円以上する高級茶がほとんどなので手が出なかったんです。上海新天地のお茶のラインナップはすごいですよ。





亀苓膏という名の亀ゼリー、特売品90円。よく香港ツアーのテレビ番組でウゲーとか言いながら食べてるアレです。





プーアル茶と亀ゼリーを食べてみました。プーアル茶は数年ぶりに飲んでみたのですがやっぱり同じ臭いと味ですね。図書館にある古い百科事典のような臭いです。製造段階で発酵させるんだから当たり前っちゃ当たり前ですね。

そして気になる亀ゼリー。全然不味くなくちゃんとおいしく全部頂きました。食品に似つかわしくない漢方臭さがむしろ中華情緒を感じさせ、上品な甘さなのでボクはコレ嫌いじゃないです。

興味を持たれた方は入店してから店を出るまで一言も日本語を耳にしない日本の中の中国、上海新天地に行ってみてはいかが?

玉掛け技能講習

2009年05月19日 | 日常生活




日曜日に玉掛け技能講習の試験に行ってきました。玉掛けとはクレーン等で物を運ぶ際に必要な荷掛け作業のことを言います。吊り上げ荷重が1トン以上のクレーンでの作業に必要な国家資格です。給料も費用も会社が出してくれるとはいえ日曜日の朝からイソイソ出かけるのはちょっと辛いもんがあります。

学科の方は既に数日前に済ませてあったので日曜日は実技のみでした。実技会場で用意された天井クレーンは定格荷重が3トンのもので、吊り荷の質量が1トンとそこそこ大きいものだったので普段のとは勝手が違いました。

クレーンの操作者に合図を出して目的の場所まで吊り荷を運ぶだけの作業とだけ書けば誰でも出来そうに聞こえますが、合図と笛と呼称を的確にしないといけないので自分を含めてみんなナーバスになっていました。

なんとか無事に修了証は頂けました。これで現場系の資格がフォークリフト・クレーン・玉掛けと3つになりました。「現場系大学生のブログ」にでも名称変更しようかな。

ウチワサボテン

2009年05月06日 | スペイン語




鶴見緑地の咲くやこの花館にオオオニバスを見に行ってきました。オニバスとの交雑種は日本国内でも見る機会は多いのですが、オオオニバスとして展示してあるのはあまりないとのことです。

去年のポルトガル語の授業でアマゾン原産の植物でオオオニバスというのがあると知って以来いろいろ妄想を膨らませてきましたが、実際に目にしてみると、ん~デカイ。葉の直径は2メートルにもなり子供が乗っても沈まないとのこと。

ここ1年ポルトガル語の授業のせいでスペイン語圏のラテンアメリカよりもブラジルにどんどん興味が移っていますが、ブラジルに行ってみたい気持ちが日に日に募ります。1年以内にはぜひともアマゾンの地を踏んでみたいものです。





さて、咲くやこの花館には世界各地のいろんな植物が高山植物から熱帯の植物までいろいろ揃っています。今年から中南米地域文化専攻スペイン語科所属となったボクとしてはやはりメキシコの植生が気になるところです。

メキシコといえばサボテン。特にメキシコ北部は二つの山脈に挟まれ雨の降らないカラカラの高原が広がるのでサボテンが育つのにはもってこいです。ボクはこのハシラサボテンにメキシコ情緒を感じます。





外の園芸ショップでウチワサボテン(nopal)を買いました、カワイイ。しかし多肉植物というのはゆっくり着実に大きくなるから今後が心配です。おじいちゃんからもらったベランダで育てている千代田錦もはじめのうちは5cmぐらいでしたが、今や30cmは超えてしまい今シーズンは花芽が3本もついてジャンジャカ花を咲かせてくれましたからね。

ちなみにメキシコではこのウチワサボテンを食します。自生しているのとは別にちゃんと食用に栽培しているサボテンがあるのです。メキシコのレストランでサラダに加工されたものを食べたのですが茎わかめのような感じでしたね。サボテンの実(tuna)もデザート感覚で食べるのですがこれも別の食用品種がありそれを栽培しています。

最後に、
¡Viva México!
Siempre estoy al lado tuyo.

Olvidarte Jamas

2009年05月03日 | スペイン語




数年前にベネズエラのテレビ局で制作されたテレノベラのOlvidarte Jamásを最近見始めたのですが、思ってた以上の見せる展開にすっかりはまりつつあります。日本語タイトルの『ビクトリア~愛と復讐の嵐』にあるように愛と復讐を軸にして物語は進んでいくのですがとにかくラテンです。

テレノベラは日本では「ラテンドラマ」というカテゴリーネームをつけられて目下BSデジタル放送でいろいろ放送されているので、機会があれば見てみるのもいいかもしれません。

<BSジャパンで現在放送中>
・セカンドチャンス
・ビクトリア 愛と復讐の嵐
・マリナ   恋に落ちた女神

その中でもOlvidarte Jamásをボクはオススメしたいと思います。その理由は以下に挙げられます。

1. 比較的スペイン語が聞き取りやすい
ベネズエラのベネビジョン製作ということであまりシャカシャカした台詞回しがなく他のテレノベラに比べてスペイン語が聞き取りやすいように思います。

2. 美女・イケメン比率が高く見ていて飽きない
基本的にテレノベラの出演者は美女・イケメンが多いのですがOlvidarte Jamásは特に多いように感じます。女は無駄に胸を強調する服を着ているし男は上半身裸が基本のためか、出会った瞬間一目惚れ→粘着的に付きまとうという展開のオンパレードです。

3. ドロドロの人間関係
ある程度決まった出演者の中で恋愛と復讐の両輪で話が進んでいくため、同時多発的な三角関係、四角関係、秘められた血縁関係という具合に出演者の関係性がグチャグチャに交錯しています。一つの関係の進展がもう一方の関係を阻害し、その逆もまた然りなのである程度強引な脚本になるのもやむを得ません。

しかし見れば見るほど主演のビクトリアが川崎麻世の嫁に見えて仕方ないんですよね。モンテロ家三女のルクレシアは行き遅れのプレッシャーからかディエゴに付きまとうんだけども、正直頭ちょっとおかしいですねアレは。きれいなのにもったいない。

杉本彩姐さんはアレハンドロにハマったようですが、彼は典型的な中米のイケメンといった感じで味のある俳優です。Amazonのレビューでは渋めのディエゴが人気のようです。ディエゴの横で影の薄いヘルマンやドラ息子のゴンサロも意外と悪くはないと思うんだがなぁ。ミゲルがウザいと思うのは万国共通なようです。

蛇足ながらPablo Monteroの歌う主題歌を松崎しげるがカバーしたのを聞いてみましたが良くも悪くも別物でした。あんだけの濃い歌を松崎ワールドに作り替えるという意味では大成功のカバー曲と言えるでしょう。