社会人学生の遅れてきた学習意欲

実質的には、旅行フォトブログです

広東反日紀行1日目 広州―判でついたように同じ地下鉄

2013年01月06日 | 2012広東反日紀行




2012/09/15 土曜日
滞在地:大阪→広州(広東省)

なかなか書き終わらなかった2011年の台湾旅行記を書き終えたので、次の旅行記に移ります。2011年8月の台湾の次は11月に満洲、2012年2月にマレーシア、6月に台湾、とあちこち行ってるのですが、反日暴動が激烈を極めた2012年9月の広東地方の旅行記を先にアップすることにします。

事の発端は中華料理を語る上でよく言われる「食在廣州」というのが本当かどうか確かめるべく広東省に行くことにしただけです。しかしながら旅程が迫るにつれて2010年の工作船アタックに始まる尖閣諸島をめぐるゴタゴタが、中共の領海侵犯→東京都の募金呼びかけ→中共の息のかかった工作員の不法上陸→日本政府が国有化、と自体はドンドン面倒臭いことになり、ちょうど中共全土でデモが呼びかけられるピーク時に旅程が重なってしまったのでした。





中国南方航空CZ394広州行き。待合室のテレビではニュースキャスターが「反日デモが~云々」と伝えており、広州行きの乗客は食い入るようにそれを眺めていました。





離陸して1時間もしないうちに機内食が出ました。前年に乗った同社の大連行きの機内食よりも全体的にクオリティーが上がっていたように感じました。大陸の航空会社の機内食にしてはちゃんとしたものでした。





3時間半ほどで広州白雲国際空港に着きました。最近こしらえたような新しいターミナルビルです。





空港まで地下鉄が通っており、市内へはこれ1本で行けるので非常に便利です。しかし、その券売機がウンコで、紙幣は5元と10元、硬貨は1元しか受け付けません。何回1元紙幣を入れても吐き出されます。高額紙幣しかない場合は結局窓口でチケットを買うことになります。

自販機を設置するのも要は見てくれだけ整えるアピールにしか過ぎないことが理解できます。世界的にはこういうウンコ自販機の方が圧倒的に多いので、チャイナが特別劣っているわけではないと思いますが、最近設置したのがこのレベルだとガッカリです。

広州市民はさぞや面倒臭い思いをしているかと思いきや、実は嶺南通という非接触のプリペイドカードが普及しているのでそんなに困っていなかったりします。





チャイナの地下鉄ってどうしてこうも画一的なんでしょうな。どこの都市でもだいたいこんな感じ。都市が違えば運営主体は変わるはずなのに、コレ。1社が全都市の地下鉄建設をパッケージで請け負ってるのかな。





社内の扉上には行先、走行経路、現在地が点灯するようになっているのでこれは便利。





ホテルの最寄駅に着きました。チェックインしてしばし休憩。

(つづく)

台湾中部紀行8日目 台北―ダラダラ書いて、やっと終わり

2013年01月05日 | 2011台湾中部紀行




08/21 日曜日
滞在地:台北(直轄市)→大阪





この日は大阪に帰るだけ。朝の便なので早朝にホテルをチェックアウトして大有バスの空港線に乗ります。





路線バスの空港版といった感じで、通勤客がほとんどのようでした。悠遊卡は使えませんでした。





50分ぐらいで桃園機場に到着です。





8:10出発予定のCI156です。





搭乗までに時間があったので余った台湾元でおみやげを買いました。





台湾人が日本旅行で使うフレーズ集。旅行中の会話で逆に台湾華語でどういうのかを調べるのに重宝してます。






台湾小吃のマグネットたち。こういうのは買わないたちなんですが、可愛かったので買っちゃいました。





機体はスムーズに離陸。





機内食は豚か鶏のチョイスだったので豚を頼んだら、なぜか鶏が供されました。チャイナエアラインは機内食が他社よりおいしいので文句をつける気にはなりません。





11:50
関西空港着。今回も楽しかったでしたとさ。

(おわり)

台湾中部紀行7日目 台北―道楽者にやさしい台北の店

2013年01月03日 | 2011台湾中部紀行




(前回の続き)
自分用の買い物を済ませたまでが前回までの話。続いて捷運にのって士林駅に来ました。





士林駅前のバス乗り場には帰宅する台北市民がいっぱいいます。





バスに揺られて10分弱。台湾が世界に誇る故宮博物院です。





台湾観光協会から故宮博物院無料参観チケットを貰ったので来ては見ましたが、ちょうど土曜日の18時半からは無料開放されるらしく、無料チケットの意味がありませんでした。

しかしやはりここの展示はいつ見ても素晴らしい。今回は書画コーナーに蘭亭序の拓本の展示がありました。時間帯が遅いのもあって大陸から来る悪名高いイナゴ集団もおらず実に快適でした。





出てきた頃にはもう真っ暗。急いで帰ることとしましょう。





民権西路の盲人按摩に来ました。強すぎず弱すぎず力加減が絶妙なので盲人按摩はおすすめです。





全身70分コースで800元(=2,080円)と破格の安さ!マッサージをしてもらって分かったのは、私はそれほど全身が凝っていないということ。





マッサージを受けて体が軽くなったので今度は食事でお腹を満たすこととしましょう。今宵は中正紀念堂裏の杭州小籠湯包で点心を頂きます。





バラック小屋前の路上に座卓が10卓ほど並んでるだけの小汚い店ですが、メニューはちゃんとしたものが用意されております。





台湾でよくある伝票記入方式での注文です。





小籠湯包、100元(=260円)。非常に美味です。スープが多くこってり味なんだけど、胡椒が効いていてバランスがとれています。100元で8個も入っているのはポイント高いですね。





スープ餃子、同じく100元(=260円)。小籠包と中身は同じような気がします。こちらもスープが大量に封入されているのでダクダクです。





排骨、60元(=160円)。これがまたおいしい。ちゃんとした味でそこそこの量があってこの値段。このお店は儲ける気がないのでしょうか。写真見てたらお腹すいてきた~。





杭州小籠湯包でたらふく食べた帰りの道すがら、ジューススタンドで烏龍ミルクティーを頼みました。最近、台北のあちこちでよく目にする50嵐というお店です。台湾華語で「ウーシーラン」と読みます。「いがらし」ではないです。

台湾中部紀行7日目 台北―自家用買い物ラッシュ

2013年01月02日 | 2011台湾中部紀行




(前回の続き)
基隆から電車に揺られて台北に戻って来ました。捷運に乗り換えて次の目的地へ。





蘆洲線大橋頭駅に着きました。迪化街に一番近いのがこの大橋頭駅です。この字面を見ると必ず頭の中で「おおはしあたま」と再生されます。





迪化街は歩いてすぐ。北から南下する形になります。迪化街の古い建築物は北の方によく保存されているので、こちらから歩くのがおすすめです。





行きつけの元信という店のドライマンゴーです。この店は全然ガツガツ売り込んでくるわけではないんだけど、「これ食べる?あれはどう?」といろいろ食べさせてくれます。量り売りの量をごまかしたりもしないので安心して買い物ができます。





霞海城隍廟ではお盆のイベントをやってました。縁結びにご利益があるそうですが、私には関係ないわー、ハハハ。





迪化街からの帰りに頂好(スーパー)に寄ります。頂好は24時間やってる店もちらほらあるのでおみやげを買うには重宝します。





さらに新東陽でも買い出しです。いかにも台湾なおみやげなら新東陽に軍配が上がります。新東陽の方はバラマキ系のお菓子に強いですね。






元信のドライマンゴー2パックと台湾のペットボトル飲料。パッションフルーツ緑茶なんてものもあります。それから頂好で買った天仁茗茶のお茶です。天仁はお茶屋には評判が良くないんですが、自分で飲むならこれで十分すぎるくらい十分です。グラム千円もする高級茶には縁がないです~。新東陽のパッションフルーツ梅ゼリーについては、中に入ってる梅が余計なような気がします。台湾らしさを強調したかったのかな?

(つづく)

台湾中部紀行7日目 基隆―台湾で一番おいしい牛肉麺の店

2013年01月01日 | 2011台湾中部紀行




(前回の続き)
山頂の巨大菩薩像の中に入ってみたまでが前回までの話。菩薩像の背面には寺院本殿があります。旅の無事を願ってお参り。





敷地内には誰が植えたのかジャックフルーツの木が生えていて、取って付けたような実がどっさりついていました。





基隆市街地に戻って来ました。台北ほどの人はおらずみんなのんびりした印象です。





うろうろしてたら公設市場に出くわしました。





2階建ての市場のようで1階には八百屋や肉屋などの食料品を扱う店と、地元民相手の飲食店が入っています。





照明の怪しい肉屋エリア。





ちょうどお昼時でお腹が空いていたので、市場2階の牛肉麺屋でお昼ごはんを食べることにしました。





牛肉麺(中)、70元(=180円)。今まで台湾では幾度と無く牛肉麺を食べてきましたが、ここのが一番おいしいなぁ。麺はコシのある刀削麺、スープはスパイスの効いたあっさりめ、トッピングの牛肉とスジのバランスがたまりません。





牛肉麺の余韻に浸りながら再び基隆駅へ。





台北までは各停で約40分かかります。

(つづく)