社会人学生の遅れてきた学習意欲

実質的には、旅行フォトブログです

Visto do Brasil

2010年01月10日 | 他言語




ブラジルビザを取りました。ポルトガル語でビザはVistoというようです。近畿地方在住者は名古屋のブラジル総領事館に申請することになっています。今回のビザ申請と時を同じくしてフォーマットや申請方法が変更されたこともあって、写真のサイズが変更されたりオンラインの申請に変わったりとちょっと戸惑いました。

もちろんわざわざビザ申請のためだけに名古屋に最低2回も出向くのは時間と労力の無駄なので、全ての面倒ごとは代理店にお願いして申請してもらいました。自分で申請すれば実費の5,400円くらいで済むのが、代理店を通すと一気に2倍以上に跳ね上がるんですね。

日本人に対しては査証免除にしてくれる国が多いことになれてしまっているので、旧共産圏でもないのに未だにビザを要求するブラジルってなんだかなぁと思います。もっとも、これには日本がブラジル人に対し、その入国時には査証を義務づけていることへの相互主義という側面もあるので、単なる意地悪とも言えませんね。

ユーラシアバザール

2009年12月12日 | 他言語




最近、専攻の中南米地域はそっちのけでロシアと東欧地域にハマっておりまして、今日はユーラシアバザールに行ってきました。このバザールは日本ユーラシア協会大阪府連の主催で夏と冬の年2回やっているそうです。日本ユーラシア協会大阪府連は谷町7丁目のビル内にあり、地下鉄谷町6丁目駅から徒歩1分のところにあります。

ソ連が健在だった頃から使っていると思しき年季の入った看板に敬礼。「大バザール」と銘打ってはいますが、ビルの1室を利用しているのでこじんまりとした物産展です。ただ扱っている品目はそこそこあり、黒パン・ピロシキ・蜂蜜・ジャム・ピクルス・ワインのような食品から、ロシアの民芸品としてはベタなマトリョーシカやポストカードやCDや各種書籍にいたるまでいろいろあります。

このバザールはロシア・東欧の生活文化の紹介の一環として行っているそうであまり利幅を取っていないように見えました。つまり良心的な価格設定ということですね。





ポーランド産ザワークラウト(454g)250円。今までずっとザワークラウトとはキャベツの酢漬けのことだと思っていましたが、正しくはキャベツの「塩漬け」です。酸っぱいのは乳酸発酵によるものだそうです。キムチと一緒ですね。





グルジア産白ワイン(750ml)900円。ワインの隠れた名産地はチリだけではなく、ここグルジアもその一つのようです。世の中まだまだ知らないことだらけです。





ワインの裏ラベル。ロシア語はまだまだ始めたばかりでよく判りません。





チェブラーシカノート、250円。このノートに限らずここで取り扱っているチェブラーシカグッズはアニメイトで売ってるものよりも割安です。バザールにはチェブラーシカのマトリョーシカなんかもありましたよ。ホンマにかわいいなぁ、チェブラーシカ。

コルコバードの丘

2009年08月14日 | 他言語




1学期の授業も終わって夏休みに突入していますが、社会人学生にとって夏休みなど有ってなきが如し。とはいえ先週末から盆休みがダラダラ続いているのでおかげさまでマッタリ過ごせております。

去年の今頃はメキシコに居ましたが今年は何も予定が有りません。なのでゴールデンウィークに買っておいたジグソーパズルを7日がかりで仕上げてみました。通常の1,000ピース大の大きさに2,016ピースが詰まっているスモールピースと呼ばれるもので、単純計算でピース1個あたりの大きさは通常の半分以下です。前回挑戦したマチュピチュのマイクロピースより多少大きい程度ですね。

ブラジルのリオデジャネイロにあるコルコバードの丘(Corcovado)といわれる場所です。何となくブラジルに行った気分。

ぢ(ポルトガル語)

2008年05月18日 | 他言語




去年、副専攻語として中国語をとっていましたが、やればやるほど簡体字の視覚的キモさが気になり出し、卒業要件分の単位は既に習得してしまったので今年はもう中国語をとっていません。

外大旧課程では副専攻語さえきちんと履修してしまえばあとはアラビア語だろうがベンガル語だろうが何語をとるのも自由なプログラムになっています。今年度の阪大外国語学部としての入学生からは英語が必修になっているらしく、英語をやりたくない子もいるでしょうから非常に気の毒なことです。

そういうわけで今年はポルトガル語を履修しております。中南米のことを知るにつれその中でも随一の超大国であるブラジルにも興味がシフトし、これをスルーするにはあまりにも大きすぎるので、それなら一緒にポルトガル語もやってみようと思ったわけです。

なにしろ専攻語がスペイン語ですから、それの類似言語であるポルトガル語には新たに覚えるべき文法事項はほぼありません。開講しているのはブラジルのポルトガル語なので、動詞の活用に関して言えばスペイン語でのtúとvosotrosにあたる2人称の親称が3人称で代用されているため、活用の種類が6から4にボリュームダウンしています。

しかし発音が曲者です。表記と発音が一致し発声も明瞭なスペイン語に対して、ポルトガル語にはsãoなどの鼻母音なるものが存在し、これがまた頻繁に登場します。上記の例ではサァゥンと発音しますがサオと言ってしまいたい衝動に駆られます。

またdなどの子音の後ろにiや語末のeが来た場合、
dia→[ʤia] 
de→[ʤi]
とダヂヅデドのヂのように発音されるので慣れるまでかなりかかりそうです。タルヂとかエストゥダンチとかなんかかわいくていいですね。