(前回の続き)
阿里山の観光コースをグルっと回って神木まで来たのが前回までの話。バス乗り場まで帰ろうとしたちょうどその時に雨に降られ、少し肌寒くなって来ました。真夏の台湾なのに気温は19℃しかありません。
阿里山のバス乗り場周辺には土産物屋が数軒あり、そこでこんなわさびチップスを買いました、60元(=160円)。めちゃくちゃ鼻にズーンと刺激がきます。阿里山は冷涼な気候でかつ水がきれいなので周辺にはワサビ田が多く見られます。ちなみにワサビはワサビと言えばそのまま通じます。
瓶入りワサビ、100元(=260円)。しっかりツンとくるので刺身のときはこれが重宝してます。台湾のワサビはおそろしくハードです。
ミニバスで2時間かかって嘉義市内に戻って来ました。阿里山の涼しさがウソのようにムワ~っとした空気が充満しております。
昨日と同じく文化路夜市に来てみましたが、夕方18時というのは時間的にまだ早いのか、それほどお店も準備ができているわけではないようです。
嘉義の名物は鶏肉飯で、鶏肉飯と言えばまず紹介されてるのがこの噴水鶏肉飯です。鶏肉飯といっても嘉義では火鶏肉飯が標準形で、これは普通のブロイラーではなく七面鳥の肉を使用しているものです。
火鶏肉飯、40元(=100円)。おいしくないことはないんだけど塩気が足らないような気がします。自分で調味して食べるのかな。醤油かけたら何杯でもいけそうな感じです。
気を取り直して魯肉飯のチェーン店台湾魯肉飯へ。
魯肉飯、25元(=70円)と丸子湯、20元(=50円)。さっきの火鶏肉飯がウソのようにしっかり味がついていて美味しいです。
最後は夜市で買ってきたフルーツです。文化路夜市のフルーツ屋のおばあちゃんにパイナップル切ってと言うと「日本人か」と聞かれます。詰問調にも聞こえますが、日本語世代の台湾の年寄りは普通に疑問文として「(単語)+か?」と聞く人が多いです。こちらも例に漏れずただの感じの良いおばあちゃんでした。
台湾のパイナップルは何度も食べていますが概ね薄味です。スーパーで手に入るフィリピンのパイナップルのように香りも甘みもそれほど感じられません。形も細長くて緑色のものが多いので、そもそも別の品種なのでしょう。
こちらは龍眼2斤で50元(=130円)。本当はライチが食べたかったのですが8月はライチのシーズンとしては時すでに遅しのタイミングで、この頃にはライチの後を追うように同じムクロジ科の龍眼が市場に出回るのでこちらを購入しました。
大きさはライチよりも2回りぐらい小ぶりで、味はライチに似ているものの埃っぽいような独特の雑味があります。ライチよりも野趣あふれる味です。
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